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PlusPak for Windows Forms 6.0JのGcFlowLayoutContainerコントロールを使ったアプリケーションの作成

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2012/05/29 14:00
目次

コンポーネントのインストール

 この記事の手順を試すには、Visual Studio、Visual Basic、Visual C#の開発環境にPlusPak for Windows Forms 6.0Jをインストールする必要があります。インストーラはグレープシティのWebページからダウンロードできます。

 製品のトライアル版一覧ページにてダウンロードしたい製品にチェックを入れ、ページ右上部の[申込フォーム]をクリックしてグレープシティのWebサイトへ必要情報を登録すると、添付トライアルライセンスキーファイルとダウンロードサイトを記載したE-Mailが送られてきますので、ここからダウンロードします。制限事項などの詳細については、インストーラに同梱されているリリースノートを参照ください。

コントロールの追加

 PlusPak for Windows Forms 6.0Jをインストールしたら、プロジェクトにコントロールを追加します。

 ツールボックスに専用のタブを作成し、使用するコンポーネントを追加します。追加するコントロールは、アセンブリ名が「GrapeCity.Win.PlusPak.v60」の「GcFlowLayoutContainer」です。

アセンブリ名が「GrapeCity.Win.PlusPak.v60」の「GcFlowLayoutContainer」コントロールを選択する
アセンブリ名が「GrapeCity.Win.PlusPak.v60」の「GcFlowLayoutContainer」コントロールを選択する

フォームの作成

 今回作成するのは、簡単なデータベース入力を例に、GcFlowLayoutContainerコントロールを使ったフォームのデザインが主な作業になります。実行コードは実装していません。

GUIのデザイン

 標準コントロールのLabel、TextBox、ComboBox、Button、Panel、RadioButtonコントロールと、PlusPak for Windows Forms 6.0JのGcFlowLayoutContainerコントロールを使用します。

 入力系コントロールについているキャプションはLabelコントロールではなく、GcFlowLayoutContainerコントロールのキャプション表示機能を使用しています(GcFlowLayoutContainerコントロールの操作は後述します)。

作成したフォームのデザイン
作成したフォームのデザイン

GcFlowLayoutContainerコントロールについて

 GcFlowLayoutContainerは、Visual Studio標準のフローレイアウトパネルコントロールの機能に、子コントロールへのラベルの追加と立体表示機能を追加したコントロールで、GradientEffectプロパティによる背景のグラデーション、PatternEffectプロパティによる模様、SingleBorderColorプロパティでの境界線の色を設定する機能を持っています。

 GcFlowLayoutContainerコントロール上にコントロールを配置すると、各コントロールにはこれらの機能を操作するプロパティが追加されています。

フォーム上とGcFlowLayoutContainerコントロール上に配置したButtonコントロールのプロパティの違い
フォーム上とGcFlowLayoutContainerコントロール上に配置したButtonコントロールのプロパティの違い

3D立体表示機能

 GcFlowLayoutContainerコントロールで3D立体表示機能を設定すると、GcFlowLayoutContainerコントロール上に配置したコントロールに、この3D立体表示機能が追加されます。

 3D立体表示機能を使用するには、「BevelEffect」プロパティを使用します。この機能は次のプロパティを使用し、立体表示の度合いやドロップシャドウの設定を行います。

プロパティ 説明
BackColor 表示領域全体の背景色
BorderColor 境界線の色
BorderStyle 境界線のスタイル(なし、単線、3D)
Inner 内側ベベルのスタイル(色、幅、明るさ、暗さ)
Margins 子コントロールとの間隔
Outer 外側ベベルのスタイル(色、幅、明るさ、暗さ)
Spacing 内側ベベルと外側ベベルの間隔
ShadowColor ドロップシャドウの色
ShadowDarkness ドロップシャドウの明るさ
ShadowWidth ドロップシャドウの幅
立体表示の各部位と担当プロパティ(ヘルプファイルより抜粋)
立体表示の各部位と担当プロパティ(ヘルプファイルより抜粋)

 BevelEffectプロパティの操作では、専用のエディタが用意されています。また、プロパティウィンドウを使っても操作できます。

 エディタでは、操作できるプロパティの一覧と、プロパティの操作を反映するプレビューペインを持っており、設定したプロパティの結果を見ながらBevelEffectプロパティをエディットできるようになっています。

BevelEffectエディタ
BevelEffectエディタ

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著者プロフィール

  • 瀬戸 遥(セト ハルカ)

    8ビットコンピュータの時代からBASICを使い、C言語を独習で学びWindows 3.1のフリーソフトを作成、NiftyServeのフォーラムなどで配布。Excel VBAとVisual Basic関連の解説書を中心に現在まで40冊以上の書籍を出版。近著に、「ExcelユーザーのためのAccess再...

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