解説
「多次元配列」は、配列を入れ子にしたものです。多くのプログラミング言語では、配列を入れ子構造にすることで、二次元の表、三次元の表といった、多次元にデータが並んだ表を表現することができます。
多次元配列の中で最も多く利用されるのは「二次元配列」でしょう。このデータは、縦横にセルが並んだ表計算ソフトのような情報を扱えます。
通常の配列は「変数[]」と書きます。二次元の配列は「変数[][]」のように、要素を指定する角括弧を1つ増やします。さらに三次元の場合は「変数[][][]」のように増やします。
多次元配列の作り方は、プログラミング言語によって違います。各プログラミング言語の仕様を確かめて利用して下さい。
サンプル
二次元配列を使った処理を、JavaScriptで簡単に書いてみます。
<html> <head> <title>「二次元配列」のサンプル</title> </head> <body> <pre><script type="text/javascript"> var arr = [ [0, 1, 2], [3, 4, 5], [6, 7, 8], ]; document.writeln(arr[0][0] + "," + arr[0][1] + "," + arr[0][2]); document.writeln(arr[1][0] + "," + arr[1][1] + "," + arr[1][2]); document.writeln(arr[2][0] + "," + arr[2][1] + "," + arr[2][2]); </script></pre> </body> </html>
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