GcCalendarGridコントロールの概要(1)
GcCalendarGridコントロールは、業務アプリのためのカレンダー画面を自作しようとしている開発者のためのコンポーネントです。
GcCalendarGridコントロールには、表やリスト形式のカレンダー画面を作成するためのデザイン機能が備わっており、開発者は表の中の項目をカスタマイズするだけで業務に適したカレンダー画面を開発できます。
業務用アプリケーションにカレンダー機能を組み込む場合、1日の予定が1セルで済むケースもあれば、1セルが1時間を表したり、9時から17時までの予定を書ける機能が必要になったり、その形態はアプリケーションの使用目的によってさまざまで、2~3個のレイアウトデザインができるコンポーネントでは機能的に不十分です。
GcCalendarGridコントロールは、「1日の予定」を開発者が自由に定義できる一方、年月日に応じた部分をGcCalendarGridコントロールが受け持つようになっており、デザイナで定義された「1日」のレイアウトをカレンダーの月日の並びに従って自動的に並べることでカレンダー画面を構築してくれます。
カレンダーのレイアウトは自由に設計でき、4種類(月、週、複数列、リストビュー)のカレンダー表示形式を持っていて、レイアウトは1日分だけを専用デザイナで設計します。作成したデザインは、テンプレートとしてコントロール上に繰り返し表示することでカレンダーを構成します。
次の画面は、いくつかのバリエーションを作成しています。
1日の予定は専用のデザイナで作成します。このデザイナで、セルの幅や行数、ボタン、コンボボックスの設定などを表現します。
このように、アプリケーションのニーズに合ったカレンダーを自由に作成することができます。