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BIGCHA実行委員会、本物のビッグデータを分析するアプリケーション開発コンテストを開催。大学院生が対象

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 BIGCHA実行委員会(委員長 東京大学 平木敬 教授)は、大学院生を対象に、ビッグデータの利活用により新しい価値を創出できる人材の育成を目的としたアプリケーション開発コンテスト「ビッグデータプログラミングチャレンジ」(通称BIGCHA:BIG data programming CHAllenge)を開催する。

 BIGCHAでは、大学院生が社会にインパクトを与えるようなビッグデータアプリケーションの開発に挑戦する。産学連携の一環として実施されるもので、楽天、ヤフー、サイバーエージェント、バンプレコーダー、ドワンゴの各社がBIGCHAのために、ソーシャルネットワーク上の情報や交通情報など、現場で扱っているリアルなビッグデータを提供。専門知識を持っていない大学院生には、担当教員がHadoopを用いたビッグデータ処理技術の講義を行う(協賛企業より参考書も無償配布される)。

 アプリケーション開発はチームで行う。チーム分けは所属大学に偏りがないように行われ、学生間の交流を促す。初対面のメンバーと協調してアプリケーションを開発することで、実社会において要求されるチームワークスキルの習得も図る。

 開催日程は、9月16~19日、22日の5日間。国立情報学研究所で行われる。4つの審査基準(新規性、実用性、難易度、完成度)において優秀なアプリケーションを開発したチームが表彰されるほか、協賛企業賞も授与される。協賛企業は楽天、ヤフー、サイバーエージェント、リクルートホールディングス、富士通研究所、グーグル、ディー・エヌ・エー、ブレインパッド、バンプレコーダー、SEプラス。

 参加申し込みは、BIGCHAのWebサイトから。

 なお、BIGCHAは東京大学大学院、東京工業大学大学院の集中講義「クラウドアプリケーション開発演習」を母体とする。この集中講義は、文部科学省の情報技術人材育成プログラム「分野・地域を越えた実践的情報教育協働ネットワーク」(通称enPiT)のクラウド分野における授業科目の一つで、多くの大学からの参加者を受け入れられるよう、今年度からコンテスト形式を採用したという。

【関連リンク】
「ビッグデータプログラミングチャレンジ(BIGCHA)」
「enPiT」

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