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「PyCon JP 2014」レポート

PyCon JP 2014レポート
~第2回 プログラムチームの作業内容について


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ライトニングトークについて

 小宮です。

 ライトニングトークは、カンファレンスDayであった9月13日、14日の夕方にメインホールである国際会議場で実施しました。9月13日は5名、9月14は7名の方に発表していただきました。

9/14(Day3)に発表されたライトニングトークの題目ポスター
9/14(Day3)に発表されたライトニングトークの題目ポスター
ライトニングトークの様子
ライトニングトークの様子

 準備についてですが、8月上旬より順次事前準備を行いました。内容は、ライトニングトークの募集告知、発表枠を両日にいくつにするかや発表順番等のタイムスケジュールの作成、応募された題目のチェック、応募者への採用通知といった作業です。

 カンファレンス当日はあまり作業は多くありませんが、主に題目案内のポスターを手書き・会場に掲示したり、銅鑼を叩くチームメンバーと打合せをするといった作業を行いました。また私がはじめての司会ということもあったので、他企画の作業の合間に司会用のペーパーを何度も確認していました。

 スピーカーの方々の素晴らしい発表は勿論のこと、参加者の皆さんが会場で発表に反応し、盛り上げて下さったことが良かった点だと何よりも感じています。

 また5分経過の合図の方法やタイミングはイベントによって若干異なるかと思いますが、今回のPyCon JP 2014 ではすべてのライトニングトークにおいて、5分経過してもトーク終了していなかった場合、即終了の銅鑼を鳴らす方針で合図を行いました。

 「容赦なく5分で銅鑼が鳴る!」「銅鑼の叩き方が迫力があって良い」といった反応の声が多かったです。その点も盛り上がりの一つの要素になったのかもしれません。

銅鑼を叩いている様子
銅鑼を叩いている様子

 さらに振り返ると、司会の私自身がとても緊張してしまったということが反省点の一つです。第一に楽しそうな雰囲気で司会をすることを当日の目標にしていましたが、いざ大勢の人の前に立つとあがってしまいました。

 そういう状態ではありましたが、無事司会を終えることができたのはリアルタイムに座長や運営スタッフのフォロー、参加者の方からのTwitterでの反応があったからです。大規模カンファレンスは沢山の人の協力があって一つ一つのことが達成できると感じた一場面でした。

 最後に、今回は初めてのライトニングトークを経験したスピーカーもいらっしゃったようです。今後も、人前で発表することが初めての人から、ライトニングトーク職人と呼ばれる慣れた人まで、多くの参加者の皆さんにとってカジュアルにPythonに関する発表ができる場になればと思います。

 そのためにも次回以降は募集期間を本年度より前倒しで行ったり、ライトニングトークの募集告知をさまざまなチャンネルで行うなどより工夫できればと考えています。

オープンスペースについて

 劉です。

 オープンスペースは参加者が自由に利用できる場所です。具体的には、参加者が発表を行ったり議論するために使える場所と時間を提供していました。

オープンスペースの会場
オープンスペースの会場

 事前に受付用紙を準備して、希望者は先着順でボードの空いている枠に記入してもらいました。オープンスペースの参加者を募集するために、オープニングでアナウンスをしただけではなく、Twitterでも告知をしました。

オープンスペースの受付用紙
オープンスペースの受付用紙

 当日オープンスペースは利用者も多く、カジュアルに議論がされており雰囲気もいいと感じました。当初想定した感じで使われており、参加者のみなさんにも楽しんでもらえたと思います。

オープンスペースの当日の様子
オープンスペースの当日の様子

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この記事の著者

清田 史和(キヨタ フミカズ)

PyCon JP 2016 プログラム担当副座長。 株式会社ヴァズ 所属 2012年からPyCon JP実行委員として活動を開始。Pythonは、5年前に立ち上げた SnapDish というサービスでプロダクション利用。IT分野では、Startup業を生業としている。最近は、コーヒーを通じた国際貢献を視野に入れた分野や子どもの育ちを考えた保育教育実践にも積極的に関わり活動を行う。 他の所属は、 学校法人北部学園幼保連携型認定こども園ほくぶ幼稚園 理事長、 株式会社ナチュラルコーヒー 代表取締役社長など。 Twitter: @kiyotaman Facebook: 清田 史和

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筒井 隆次(ツツイ リュウジ)

本業はWebエンジニア。メイン言語はJava、PHP、Python。Pythonを学んだのは2011年ごろで、Python歴はまだ浅いのですが、書きやすさから今では一番お気に入りの言語になりました。最近、仕事でも念願のPython(Django)デビューができました(PyCon JPスタッフ活動のおかげかも?)。Twitter: @ryu22e Blog: ryu22eBlog

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川田 裕貴(カワタ ヒロタカ)

 PyCon JP 2015 ではプログラムチームに所属。筑波大学 システム情報工学研究科 コンピュータサイエンス専攻に所属する大学院生。普段は、Python とはかけ離れた OS などハードウェアとソフトウェアの間に生息する、低レイヤなソフトウェア屋をしている。Python は、趣味のプログラミン...

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関根 裕紀(セキネ ヒロノリ)

 株式会社SQUEEZE CTO。複数のスタートアップ、ベンチャー企業にてさまざまなWebサービスの開発に携わったあと現職。6,7年ほど前にPythonを使用して以来,Pythonが好き。PyCon JP 2015 副座長(プログラム)、また月に一度の勉強会である「Pythonもくもく会 」を主催している。...

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長内 歩(オサナイ アユム)

PyCon JP 2014でスタッフ初参加。広告系サービスの全文検索エンジンを保守・運用しつつPythonで各種ログを解析しています。他にもプレゼン用スライドや様々なドキュメントをSphinxで作るなどPythonとベッタリ。最近はサウンドプログラミングができないかと試行錯誤中。普段は自転車で中距離を走ったりピアノやベースを弾くなどしています。近々Pythonボルダリング部(#kabepy)への参加予定。Twitter: @redfigure Webサイト: jarfarm.com

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小宮 友美(コミヤ トモミ)

カンファレンスやセミナー、勉強会などのイベント運営に関心興味があり、各種イベントにて時折お手伝いをしています。 PyCon JPにおいては、今回からスタッフになりました :-) 好きな事は、製パンや旅行、美味しいものの食べ歩き。Python使いの方々が不定期に開催する「けしからん」という名の美味しいものを食べにいく会に顔出したりもしてます。Twitter: @tmmkr

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劉 朗(リュウ ロウ)

東北大学大学院 情報科学研究科 情報基礎科学専攻に在学中。 去年日本で留学に来てから、研究のためにPythonを学んで始まります。インターネットからPyCon JPというイベントを知りました。 そしてPyCon JPのスタッフを募集しました。好きな事は旅行やサッカーです。Twitter: @liulang24 Facebook: Lang Liu

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真嘉比 愛(マカビ アイ)

株式会社adingoに所属。PyLadies Tokyo創設者。普段は広告のログ解析の仕事に従事してます。Twitter: @a_macbee acebook: 真嘉比 愛

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CodeZine(コードジン)
https://codezine.jp/article/detail/8197 2014/10/31 13:51

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