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「PyCon JP 2014」レポート

PyCon JP 2014レポート
~第2回 プログラムチームの作業内容について


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オフィスアワーについて

 長内です。オフィスアワーはスピーカーの皆さんにご協力いただいて、トークセッション後に参加者の皆さんとお話ができるという企画です。

 オフィスアワーは事前のアナウンスをしっかりやろうということで、メールでスピーカーの皆さんへの協力のお願いをしました。メールにはGoogleスプレッドシートで作成したタイムテーブルのURLが記載してあり、そこに記入してもらうことでオフィスアワーへ参加の意思確認を取るという形にしました。

 当日私自身の作業はあまりなかったので、不定期にTwitterで告知をつぶやくといったことをやっていました。

 場所が奥まった会議室内だったので、スピーカーも参加者も静かに話し込んでいました。この点については良かったと思います。

 会場を広くとったことで訪れた人がスピーカーを囲んで話し込んでいたので、雰囲気はかなり良かったように思います。ただ参加者への事前アナウンスが不足していたため、人が訪れない時間帯もあったことを確認しているので、次回は積極的に改善したいと考えています。

ランチディスカッションについて

 関根です。ランチディスカッションはランチの時間にテーマ別の席を設けて、参加者同士で自由にディスカッションする場を提供するために企画しました。カンファレンス初日のランチの時間を利用してコミュニティブースと併設して開催しました。

 事前準備として、Pythonに関するいくつかのテーマをピックアップし(Webフレームワーク、データベース、PyData、DevOpsなど)、当日ランチ用のテーブルに案内を設置しました。

 当日はランチをしながら、各テーマについて活発にディスカッションしている方々がたくさんいました。机ごとにテーマが決まっているので、初めての方でも話しやすい雰囲気になったのは良かったです。

 ただ事前、当日も含めて告知がうまくいっておらず、ランチディスカッションを知らない方もたくさんいたので、次回は告知方法など改善していきたいと思います。またテーマのピックアップに関しても事前に募集するなど工夫しても良かったのではないかと思っています。

ランチディスカッションの様子(1)
ランチディスカッションの様子(1)
ランチディスカッションの様子(2)
ランチディスカッションの様子(2)

コミュニティーブースについて

 真嘉比(@a_macbee)です。PyCon JP 2014では新たにコミュニティーブースを設け、Pythonに関連したコミュニティーを広く来場者の方に知ってもらう取り組みを行いました。具体的には、参加を希望するコミュニティーごとにブースを用意して、主にカンファレンス初日のお昼時間帯を利用し、コミュニティーに所属している方と来場者の方とで交流できる場を提供しました。

 まず事前準備として、8月後半からコミュニティーブース応募団体の募集を開始しました。募集開始に伴い、PyCon JP 2014公式ページなどを利用して、コミュニティーブースの募集について告知しました。参加を希望するコミュニティー代表者の方にはGoogle Spreadsheetを利用して応募登録を行ってもらい、9月の頭に応募採択について連絡しました。今回は以下の5団体のコミュニティーブースが当日提供されました。

 カンファレンス当日は、コミュニティーブースの設置と参加者のみなさんをブースへ誘導するといった作業を行っていました。

 コミュニティーブースが設けられた会議室内では参加者の誘導などは行わず、基本的に各コミュニティーの方に各ブースのとりまとめをお任せする形で行っていたのですが、みなさんお弁当を片手に楽しく交流されている様子でした。

コミュニティーブースの当日の様子
コミュニティーブースの当日の様子

 初めての試みとなったコミュニティーブースでしたが、参加者の方からトークだけではなくコミュニティーブースができたことでより楽しくなったといった意見もいただくことができ、概ね好評だったかなと思います。しかし、その反面コミュニティーブースについての案内や募集が遅くなってしまったため、コミュニティー代表者の方を混乱させてしまう場面もありました。次回以降にコミュニティーブースを設ける場合はもっと早くから告知を行いたいと思います。

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ライトニングトークについて

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この記事の著者

清田 史和(キヨタ フミカズ)

PyCon JP 2016 プログラム担当副座長。 株式会社ヴァズ 所属 2012年からPyCon JP実行委員として活動を開始。Pythonは、5年前に立ち上げた SnapDish というサービスでプロダクション利用。IT分野では、Startup業を生業としている。最近は、コーヒーを通じた国際貢献を視野に入れた分野や子どもの育ちを考えた保育教育実践にも積極的に関わり活動を行う。 他の所属は、 学校法人北部学園幼保連携型認定こども園ほくぶ幼稚園 理事長、 株式会社ナチュラルコーヒー 代表取締役社長など。 Twitter: @kiyotaman Facebook: 清田 史和

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筒井 隆次(ツツイ リュウジ)

本業はWebエンジニア。メイン言語はJava、PHP、Python。Pythonを学んだのは2011年ごろで、Python歴はまだ浅いのですが、書きやすさから今では一番お気に入りの言語になりました。最近、仕事でも念願のPython(Django)デビューができました(PyCon JPスタッフ活動のおかげかも?)。Twitter: @ryu22e Blog: ryu22eBlog

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川田 裕貴(カワタ ヒロタカ)

 PyCon JP 2015 ではプログラムチームに所属。筑波大学 システム情報工学研究科 コンピュータサイエンス専攻に所属する大学院生。普段は、Python とはかけ離れた OS などハードウェアとソフトウェアの間に生息する、低レイヤなソフトウェア屋をしている。Python は、趣味のプログラミン...

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関根 裕紀(セキネ ヒロノリ)

 株式会社SQUEEZE CTO。複数のスタートアップ、ベンチャー企業にてさまざまなWebサービスの開発に携わったあと現職。6,7年ほど前にPythonを使用して以来,Pythonが好き。PyCon JP 2015 副座長(プログラム)、また月に一度の勉強会である「Pythonもくもく会 」を主催している。...

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長内 歩(オサナイ アユム)

PyCon JP 2014でスタッフ初参加。広告系サービスの全文検索エンジンを保守・運用しつつPythonで各種ログを解析しています。他にもプレゼン用スライドや様々なドキュメントをSphinxで作るなどPythonとベッタリ。最近はサウンドプログラミングができないかと試行錯誤中。普段は自転車で中距離を走ったりピアノやベースを弾くなどしています。近々Pythonボルダリング部(#kabepy)への参加予定。Twitter: @redfigure Webサイト: jarfarm.com

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小宮 友美(コミヤ トモミ)

カンファレンスやセミナー、勉強会などのイベント運営に関心興味があり、各種イベントにて時折お手伝いをしています。 PyCon JPにおいては、今回からスタッフになりました :-) 好きな事は、製パンや旅行、美味しいものの食べ歩き。Python使いの方々が不定期に開催する「けしからん」という名の美味しいものを食べにいく会に顔出したりもしてます。Twitter: @tmmkr

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劉 朗(リュウ ロウ)

東北大学大学院 情報科学研究科 情報基礎科学専攻に在学中。 去年日本で留学に来てから、研究のためにPythonを学んで始まります。インターネットからPyCon JPというイベントを知りました。 そしてPyCon JPのスタッフを募集しました。好きな事は旅行やサッカーです。Twitter: @liulang24 Facebook: Lang Liu

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真嘉比 愛(マカビ アイ)

株式会社adingoに所属。PyLadies Tokyo創設者。普段は広告のログ解析の仕事に従事してます。Twitter: @a_macbee acebook: 真嘉比 愛

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CodeZine(コードジン)
https://codezine.jp/article/detail/8197 2014/10/31 13:51

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