米GoogleのFun Propulsionラボは、C/C++でAndroid用アプリを開発する際に便利なライブラリとツールのセット「fplutil 1.0」を、11月10日(現地時間)にオープンソースでリリースした。
「fplutil 1.0」は、build_all_android.py、buildutil、libfplutil、android_ndk_perf.pyを収録している。
build_all_android.pyは、コマンドラインからAndroid NDKでのC/C++によるネイティブAndroidアプリのビルド、インストール、実行を可能にするスクリプト。自動ビルドだけでなく、開発時にコンパイル~実行をくり返し行う場合にも役立つ。
buildutilは、C/C++によるAndroid/Linux向けアプリの設定、ビルド、アーカイブ機能を搭載する、Pythonモジュールを利用したスイート。自動ビルドに対応した統合環境で、Android Development Toolkitに含まれる従来ツールを使用している。
libfplutilは、Androidで「Hello World」のようなmain()やprintf()などを使った伝統的なアプリケーションを作れる。
android_ndk_perf.pyは、C/C++で開発したAndoridアプリのCPU利用率を確認できるデスクトップツール。
【関連リンク】
・Google
・「fplutil 1.0」(英語)
この記事は参考になりましたか?
- この記事の著者
-
CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
CodeZineは、株式会社翔泳社が運営するソフトウェア開発者向けのWebメディアです。「デベロッパーの成長と課題解決に貢献するメディア」をコンセプトに、現場で役立つ最新情報を日々お届けします。
※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です