Appendix:アプリの開発環境づくりと事前準備
「スマホフレーフレー言語応援アプリ」の開発を始める前に、池澤さんには次のような作業環境を用意し、必要な事前準備をしていただきました。
作業環境
開発マシンにはOS Xを使用しています。AWSサービスの設定や確認は、ブラウザからマネージメントコンソールにアクセスして行えますが、ターミナルからコマンドを使って行うことも可能です。
事前準備
アプリ開発を行う事前準備として、次の作業が必要です。
1. AWSのアカウントの作成とサインイン
AWSを利用するためにアカウントを作成します。サービスに応じて無料利用枠があるものもあり、その範囲内であれば無料で利用することもできます。
アカウントを作成し、サインインすると、マネージメントコンソールが表示されます。
2. AWS CLIのインストール
AWS CLI(コマンドラインインターフェイス)は、AWSサービスにアクセスするためのコマンドライン環境です。一部のサービスの設定や確認に利用するため、事前にAWS CLIをインストールしておきます。今回はOS XなのでPythonの2.6.5以降が必要となります。また、インストールは以下のように、pip
コマンドを使って行います。
$ sudo pip install awscli
3. AWS CLIの設定
AWS CLIからAWSのサービスにアクセスする場合、AWS Access Key IDとAWS Secret Access Keyを指定する必要があります。AWS CLIでコマンドを入力するたびにこれらの情報を指定せずに済むように、aws configure
コマンドでIAMユーザーのAWS Access Key IDとAWS Secret Access Keyを事前に設定しておきます。また、デフォルトのリージョンを設定しておくことも可能です。
$ aws configure AWS Access Key ID [None]: <利用ユーザーのAWS Access Key IDを入力> AWS Secret Access Key [None]: <利用ユーザーのAWS Secret Access Keyを入力> Default region name [None]: <リージョン名>
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