セッションアーカイブ動画・Togetter
前夜祭の「IGNITE」とカンファレンスDay1、Day2のセッションはAirMozillaから動画で見ることができる。
- 11/2 IGNITE
- 11/3 カンファレンスDay1 午前中のセッション(1)
- 11/3 カンファレンスDay1 午前中のセッション(2)
- 11/3 カンファレンスDay1 午後のセッション
- 11/4 カンファレンスDay2 午前中のセッション(1)(11/13 18:00現在準備中)
- 11/4 カンファレンスDay2 午前中のセッション(2)
- 11/4 カンファレンスDay2 午後のセッション
また、編集部員近藤によるTogetterまとめはこちら。
筆者は海外カンファレンスの参加は初めてだが、特に印象的だったのは登壇者も含めて女性参加者の多さだ。前夜祭のIGNITEのスピーカーは半数以上が女性、18セッション中7名が女性登壇者と、日本のカンファレンスに比べても女性が前に出てきているように感じた。さらに「Woman In Tech」というディスカッションの場を設け、テクノロジー企業で女性がいかに活躍できるかを女性同士で討論する場もあった。
対話を重視しているのも本カンファレンスの特徴の一つで、ディスカッションは大・小ホール、さらに20人弱が収容できる特設のディスカッションコーナーで行われた。聴衆からの質問を受け付けたり、参加者に意見を聞いて回ったりしていた。
その他、ベンダー主体のカンファレンスでありながら、内容は、ECMAScript 2015やServiceWorkerなどの技術系から、Webアニメーション、VRなどのクリエイティブ系、さらにWebの現況や未来についての見解など、いい意味でフリーダムなのが印象的であった。
以下、日程、ジャンルごとに分けてダイジェストでレポートしていく(最終更新:日本時間11/6 4:45)。
Day1:セッション
司会は、前夜祭に引き続きMozillaのエンジニアPotch。
当日のプログラムやスポンサー、MozillaTシャツ、行動規範の紹介がされた。
まずは、今年6月に「What is Code」というタイトルの38,000語からなる大作記事を発表し話題となった、プログラマー兼ライターのPaul Ford氏による基調講演。「The Web Today」という題目で、Webの現状について、様々な数字やWebサイトの例を出しながら解き明かした。
- 講演タイトル:The Web Today
- 登壇者:Paul Ford(Twitter:@ftrain)
次は、UbuntuのデザイナーであるInayaili de Leon Persson氏が、レスポンシブデザインを実現するのに必要な、30の具体的なノウハウを共有した。
- 講演タイトル:Realistic Responsive Design
- 登壇者:Inayaili de Leon Persson(Twitter:@yaili)
- 関連サイト:Ubuntu Design Blog
午前中の3番目はウェブアクセシビリティについてのセッション。「指の代わりに肘を使ってあなたのWebサイトをナビしてみて」という言葉が印象的。アクセシビリティを測るためのサイトに「WAVE Web Accessibility Tool」というものがあるそうだ。
- 講演タイトル:Web Accessibility: Making Websites Better for Everyone
- 登壇者:Stephanie Hobson(Twitter:@stephaniehobson)
(以下、随時更新)