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Oracle Database Cloudでいってみよう! ~ モダンな企業向けクラウドアプリを一番かんたん・安全につくる方法(AD)

Oracle Database Cloudだけで提供できるWebアプリケーションの開発方法

Oracle Database Cloudでいってみよう! ~ モダンな企業向けクラウドアプリを一番かんたん・安全につくる方法 【第3回】

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Check List Managerアプリケーションを動かしてみる

Check List Managerアプリケーションを動かしてみる

せっかくなのでもう1つだけ、パッケージアプリケーションをインストールしてみましょう。先ほどと同じようにAPEX画面の上段からPackaged Apps > Apps Galleryを選択します。そして「Check List Manager」というアプリを選択し、同じ手順でインストールしてみてください。

Check List Managerアプリケーションをインストールしてみる
Check List Managerアプリケーションをインストールしてみる

インストールが完了したら再生ボタンをクリックしてアプリケーションを起動してみましょう。

再生ボタンをクリックしてアプリケーションを起動
再生ボタンをクリックしてアプリケーションを起動

このアプリケーションは一種のプロジェクト管理ツールです。デモデータとして「Application Go Live」プロジェクトと「IT Projects」というプロジェクトが用意されています。試しに「Application Go Live」プロジェクトをクリックして見てみましょう。

「Application Go Live」プロジェクトをクリック
「Application Go Live」プロジェクトをクリック

Application Go Liveプロジェクトはさらに4つのプロジェクトで構成されており、横軸に各プロジェクトで完遂しなければならないタスクがあります。チェックボックスにチェックするとタスクは完了したことになり、右側のプロジェクト進捗を示す%表示に、動的に反映されます。

Application Go Liveプロジェクト
Application Go Liveプロジェクト

いかがでしょうか。APEX上では、このように様々な種類のアプリケーションが開発できることがお分かりいただけたかと思います。次ページから、前述のようなアプリケーションを開発する方法を解説していきます。

新規アプリケーションの作成

まず、新しいアプリケーションを作成します。今回は前掲のSample Database Applicationをさらにシンプルにして、顧客データのみを管理するアプリケーションを作成していきます。

上段からApplication Builderを選択し、「Create」パネルをクリックします。

新規アプリケーションの作成開始
新規アプリケーションの作成開始

いくつかのタイプを選択できますが、今回はDesktopアプリケーションを作成しますので「Desktop」パネルをクリックします。

Desktopアプリケーションを選ぶ
Desktopアプリケーションを選ぶ

次にアプリケーションの基本情報を設定します。ここで設定できるのは次の4つです。

Name
アプリケーションの名称です。ここでは「顧客管理システム」としています。
Application
アプリケーションの一意なID番号です。ここではデフォルト値をそのまま利用します。
Theme
UIのテーマです。この設定次第でUIがガラリと変わります。ここではデフォルト値の「Universal Theme」としています。
Theme Style
テーマによっては複数のスタイルが提供されていますのでそれを選択することができます。ここではUniversal Themeのデフォルト値である「Vita」としています。
アプリケーションの基本情報を設定
アプリケーションの基本情報を設定

これで[Create Application]ボタンをクリックすると確認画面が表示され、さらに[Create Application]ボタンをクリックすることでアプリケーションが作成されます[2]

[2]: [Next]ボタンをクリックして進むと、認証方式などいくつかの設定を加えることができますが、まずは最小限の手順で進めていきたいと思います。

アプリケーションが作成されると、次図のように、そのアプリケーションの詳細画面に遷移します。この時点ですでにアプリケーションを起動できる状態ですので、「Run Application」パネルをクリックしてアプリケーションを起動してみてください。

この時点でアプリケーションの詳細画面からアプリケーションを起動できる
この時点でアプリケーションの詳細画面からアプリケーションを起動できる

すると、先ほどのSample Database Applicationと同様のテーマで空のアプリケーションが作成されているのが分かります。

空のアプリケーションが作成されている
空のアプリケーションが作成されている

このアプリケーションは「Home」という1つのページで構成されています。そしてページは左サイドバーでタブとしてアクセスできるようになっています[3]

[3]: 厳密には「Login Page」というログインフォームを提供するページがもう1つ作成されています。

次のページ
データを編集するためのページを追加する

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この記事の著者

中嶋 一樹(ナカジマ カズキ)

日本オラクルのエバンジェリスト。Cloud Platformに関するエンジニアリングと啓蒙活動を担当。クラウドのビルディングブロックを使ったモダンなアプリケーションの開発、エコシステムの構築をライフワークにしている。公私ともに何かを開発していることが多い。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

【AD】本記事の内容は記事掲載開始時点のものです 企画・制作 株式会社翔泳社

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https://codezine.jp/article/detail/9108 2016/02/01 18:00

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