米MicrosoftのCEOであるサトヤ・ナデラ氏は、サンフランシスコで開催中の開発者カンファレンス「Build 2016」において、音声解析ソリューション「Cortana Intelligence Suite」の新機能「Microsoft Cognitive Services」、および「Microsoft Bot Framework」（いずれもプレビュー版）を、3月30日（現地時間）に発表した。
「Microsoft Cognitive Services」は、視覚や聴覚、声といった、人間の自然なコミュニケーション手段による操作を可能にするインテリジェントAPI群で、既存のインテリジェンス技術の領域を、映像や音声、テキスト、顔識別、レコメンデーションなどを利用した感情認識や自然言語理解、Bing検索に広げられる。
「Microsoft Bot Framework」は、知能エージェントであるBotの作成に対応したフレームワークで、Botはフォームや、Office365メールやSkype、SlackといったテキストおよびSMSを通じてユーザーとやり取りができる。フレームワークでは、Bot開発のためのポータルやSDK、BotとTwitterやSlackをはじめとする各種サービスチャネルとの接続を可能にするサービス、ボットを管理するディレクトリを提供する。
なお、これらの新機能はデモサイトにて体験できる。
【関連リンク】
・日本マイクロソフト
・「Cortana Intelligence Suite」（英語）
・デモサイト（英語）
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