翔泳社では9月12日に『プログラムの絵本』を刊行しました。本書はプログラミング言語や技術を習得するための解説書ではなく、それを学ぶ前提となるコンピュータとプログラムの仕組みを基本から解説した入門書です。
『プログラムの絵本 プログラミングの基本がわかる9つの扉』は、プログラミングを始めたいけれどコンピュータやプログラムの仕組みをまったく知らない方に最初に読んでいただきたい1冊です。
かつて、プログラミングは専門家や一部の好事家が行っているという印象がありましたが、いまや趣味はもちろん、教育にも取り入れられ始め、より一般的な存在になってきました。しかし、アプリを作りたいと思ってプログラミングに取り組もうとしても、そもそもコンピュータとプログラムがどういう関係になっているのか、その仕組みはどうなっているのかをまったく知らない方もいます。
プログラムがどういうものでどうやって動いているのかは、現役のプログラマにとっては知っていて当然のことでも、まったくプログラミング経験のない方からすれば想像のできないことです。そこで本書では、「手を動かしてプログラミング言語を覚える」前に、最低限知っておきたい基礎知識をまとめました。
皆さんの周りにこれからプログラミングを始めようという意欲があり、しかしまだ何も分からないという方がいれば、ぜひ本書をおすすめします。また、すでに開発経験のある方でも、改めてプログラムの仕組みを学んでおきたいとお考えなら、本書はきっと役に立つはずです。
目次
第0章 プログラムの勉強をはじめる前に
第1章 コンピュータの中のソフトウェア
第2章 バイナリの世界
第3章 アセンブリ言語
第4章 メモリの使われ方
第5章 高級言語を使ったプログラミング
第6章 プログラミング言語の種類
第7章 プログラミング手法
第8章 高度なプログラミング
第9章 付録
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渡部 拓也(ワタナベ タクヤ)
翔泳社マーケティング課。MarkeZine、CodeZine、EnterpriseZine、Biz/Zine、ほかにて翔泳社の本の紹介記事や著者インタビュー、たまにそれ以外も執筆しています。
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