環境構築
ソフトウェアを開発、実行する環境を構築することが主な役割のツールです。特定のマシンに対して環境を構築するものや、DBのスキーマを管理するもの、クラウド環境の構築をするものがあります。「Infrastructure as Code」と呼ばれるのも、このツールを指していることが多いです。
プロビジョニング
サーバーにミドルウェアのインストールなどを始めとする環境構築をすることが主な役割のツールです。また、これらの構築が意図通りに行われているかを検証するインフラ向けのテスティングフレームワークも存在します。
DBマイグレーションツール
RDBのスキーマ変更を管理することが主な役割のツールです。サーバーサイドのWebフレームワークが内包している場合もあります。
仮想環境構築、クラウド環境構築
仮想環境やクラウド環境を構築することが主な役割のツールです。また、各クラウド向けのコードを統一して記述し複数のクラウド環境の構築も可能にするツールもあります。
CIサーバ
プロダクトの各モジュールや設定などを統合(ビルド、デプロイ、テストなど)し、結果を通知することが主な役割のツールです。
プロダクトデプロイ
パッケージングしたソフトウェアをユーザが入手、利用できるようにすることが主な役割のツールです。
監視
利用しているサーバやアプリケーションの動作状況をモニタリングすることが主な役割のツールです。また、サービスディスカバリの機能なども備えたツールもあります。
ログ収集
利用しているサーバやアプリケーションが出力するログを収集し、サービスやストレージに転送することが主な役割のツールです。
A/Bテスト
あるプロダクトにおいて異なる変更案を同時に公開し、それらのうち、どの方法が最も効果的かを計測することをサポートすることが主な役割のツールです。
バージョン管理
ファイルの履歴管理することが主な役割のツールです。プロダクトのコードやドキュメントを管理するツールと、成果物であるバイナリを管理するツールがあります。
バージョン管理ツール
プロダクトのコードやドキュメントを管理することが主な役割のツールです。バージョン管理システム、VCSといった場合には概ねこれらを指します。
アーティファクトリポジトリ
ビルドした成果物を管理することが主な役割のツールです。
チャットボット
各種チャットサービスと他のツールを連携することが主な役割のツールです。チャットボットを開発するためのフレームワークが公開されており、任意の連携を行いやすくなっています。
BIツール
ビジネスにおける意思決定のためのデータ分析や可視化などをサポートすることが主な役割のツールです。
オーケストレーション
視点を変えて、オーケストレーションという分類でツールを区切ることもあります。複数のアプリケーションやサービスが分散協調して動作するようなシステムが1つのシステムとして動作させることが主な役割のツールです。環境構築、プロダクトデプロイ、監視のツールでオーケストレーション機能を持っているものがあります。
これらのツールやサービスを活用して「Immutable Infrastructure」「Blue Green Deployment」「Canary Release」「Feature Toggle」などのさまざまな方法論が実践されています。