ユーザー/セッション/ヒット
まずはオフラインのお店で買い物するときを考えてみましょう。 Aさんが8月1日にお店にやってきて、日用品コーナーへ行き、商品をカゴに入れ、レジへ行きました。 そして8月2日に再度そのお店にやってきて、生鮮食品コーナーへ行ったとします。
このとき、人は1人で、訪問は8月1日と8月2日の2回です。そして1回の訪問の中で「コーナーへ行く」「カゴに入れる」「レジへ行く」という行動を起こしています。
ウェブサイトでも同じです。
クライアントID:123の人が、8月1日にウェブサイトにやってきて、/page1.htmlへ行き、ボタンをクリックしました。
そして8月2日に今度は/page2.htmlへ行きました。
ことのき、ユーザーは1、セッションは2と数えます。そしてセッションの中に「ページビュー」「イベント」といったヒットが複数発生しています。
GoogleアナリティクスではクライアントIDを元にユーザーを区別します。 先ほどご紹介した通りクライアントIDはCookieに記録されるものですので、ブラウザが変わるとクライアントIDも変わり、違うユーザーとして記録される点にご注意ください。
そしてセッションが切れるポイントにも注意が必要です。Googleアナリティクスでは以下の場合にセッションが切れます。
- 日付が変わったとき
- 参照元が変わったとき
- 最後のヒットから30分以上経っているとき
Googleアナリティクスでは「いつ離脱したか」を厳密に計測することはできません。
オフラインのお店で考えてみるとお店を出ることが離脱と言えるでしょうが、ウェブサイトの場合はいつウェブサイトから出たかを判別することができないからです。ブラウザを閉じることもありますし、ウェブサイトを開きっぱなしにしたまま何時間も放置することもあります。
なのでGoogleアナリティクスでは30分操作がなければ離脱と考えます。 なお離脱とみなすまでの時間は設定変更が可能です。
このように、ユーザー/セッション/ヒットというデータ構成になっているため、Googleアナリティクスに計測されたデータもユーザーレベル/セッションレベル/ヒットレベルに分かれます。たとえばブラウザの情報はセッションレベルの情報です。1回のセッションの最中でブラウザが変わることはありません。また、ページの情報はヒットレベルの情報です。1回のセッションの中でどのページを訪れたかという情報はいくつも存在するものです。
