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執筆記事
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2020/07/09
あなたのプロダクトに「強い軸」はありますか? ぶれない意思決定のために、PMが押さえるべき3つの観点
みなさんのプロダクトでは、意思決定が一貫しているだろうか。例えば、営業とUIデザイナーで想定しているユーザーのペルソナが異なったり、同じアプリの中なのに担当しているプロダクトマネージャーが異なることで、エラー時の挙動が機能ごとに異なることはないだろうか。プロダクトに強い軸が通っていないと、チームのコミュニケーションコストが大きくなり、またユーザーから見てもUXがちぐはぐに感じられてしまうだろう。本記事では、プロダクトに携わる意思決定を一気通貫して実施するためのプロダクトの強い軸をつくる方法を解...
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2020/06/24
プロダクトの成長・衰退とともに変化する、プロダクトマネージャーの役割とは?
前回はプロダクトにはライフサイクルがあることを解説した。プロダクトの進化が線形ではないことがおわかりいただけたと思うが、これは同時にプロダクトマネージャーの関わり方もプロダクトの進化とともに形を変えることを意味する。PMに求められることが多様なのも、プロダクトがこのライフサイクルのうねりの中で、またマーケットの状況に応じて、多様に進化の方向を変更していかなければならないからだ。PMの役割はライフサイクルの中で大きく3つに分けることができる。本稿ではこのそれぞれの役割についてスポットライトを当て...
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2020/06/10
PMなら押さえておきたい「プロダクトライフサイクル」を知ろう
前回プロダクトマネージャーが扱う「プロダクト」について深堀りした。栄枯盛衰とは物事の流行りすたりを表す言葉としてよく出てくるが、それはプロダクトの世界にも存在する。一度作ったプロダクトが永遠に、かつ線形に発展していくとは限らない。打ち上げ花火のように一瞬で終わってしまうこともあれば、長く愛されるプロダクトになる可能性だってある。ユーザーが多くの情報にふれることができる時代にあって、プロダクトが与える印象も時とともに移り変わるのだ。プロダクトマネージャーはこうした時代の転換に敏感でいないと、いつ...
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2020/05/27
そもそも、プロダクトマネージャーが成功させるべき「プロダクト」とは何か?
第1回、2回の記事を通してプロダクトマネージャーとは何かについて解説してきた。一言で言えばプロダクトマネージャーはプロダクト作りのプロフェッショナルだ。では、この「プロダクト」とはそもそも何を意味するのだろうか? 今回はこの部分について深掘りしていこう。また、営業職は期内の契約件数や売上、マーケティング職ならキャンペーン施策の効果、ソフトウェアエンジニアなら開発した機能など、そのこなした職務が成功したかどうかがわかりやすい。ではプロダクトマネージャーの仕事は何をもって「成功」したと言えるのだろ...
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2020/05/13
PMに任命された人が陥りがちなワナとは? プロダクトマネージャーの本当の役割を知ろう
「プロダクトマネージャーに任命されたが何をする役割であるのか分からない」「これからどのような知識を学べば良いのか分からない」「PMをどう評価すればいいのか分からない」といった悩みを聞くことがある。これは、プロダクトマネージャーの役割が明確に定義されていないことにより生じる問題だ。また、悩みをよくよく聞いてみると、任されている仕事がプロダクトマネージャーとしての役割からは程遠く、名前だけのプロダクトマネージャーになっており、プロダクトの成功が心配になってしまうこともある。まだ認知度が高いとは言え...
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2020/04/28
プロダクトマネージャーとは何か? 執筆中のPMの解説書から先出し連載開始
日本の「ものづくり」は世界を席巻するレベルではなくなった。「作る」ということに対する経験や感覚を、時代や市場の行く末に即してアップデートできていない。一方、世界に目を向けると、「プロダクトマネージャー」と呼ばれるプロフェッショナル職が活躍している。プロダクトマネージャーはプロダクトの成功に責任を持ち、ゴールに辿り着くための意思決定を最初から最後まで一気通貫で行うプロだ。現在、日本にはプロダクトマネージャーに関する幅広い知見を学ぶ機会は、残念ながらほとんど存在しない。そこで私たちはプロダクトマネ...
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2016/10/11
プロダクトマネージャーのための日本初のカンファレンス、「Japan Product Manager Conference 2016」を10月24日および25日に開催。国内外で活躍するプロダクトマネージャーが集結
シリコンバレーに拠点を置くハイテク企業は、その高い技術力を武器に社会に変革をもたらすような製品を次々と生み出しているが、優秀なエンジニアとともに、そこには優れたプロダクトマネージャーの存在がある。GoogleのCEOであるSundar Pichaiも、プロダクトマネージャー出身だ。プロダクトマネージャーはプロダクトチームを束ね、プロダクトを成功に導く責任を持つ。