ソフトウェアのテスト品質を効果的に測定するミューテーション解析
トップエスイーからのアウトカム ~ ソフトウェア工学の現場から 第3回
社会人エンジニア向けの教育プログラム「トップエスイー」での講義や制作結果などからエンジニアの皆さんに対して有用な情報をお届けするコーナーです。開発したソフトウェアのテストを実施することは当然のこととして、効率的にテストを実施できるようにテストコードを記述して単体テストを行う手法など、さまざまなテスト手法が提唱されています。その作成したテストそのものが、本当にバグを発見する能力を持っているのか、すなわちテストそのものの品質は確かなのかということが問題となります。今回説明するミューテーション解析は、そのテストの品質を測定する手法です。
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前澤 悠太(国立情報学研究所)(マエザワ ユウタ)
国立情報学研究所GRACEセンター特任助教。博士(情報理工学)(東京大学)。ソフトウェアテストを中心にソフトウェア工学分野の研究開発に従事。最近は、最先端の学術研究成果を、産業界で実用化することを目指している。
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