コードとしてITインフラを定義する――自動化を超えた継続的改善の実現とは
トップエスイーからのアウトカム ~ ソフトウェア工学の現場から 第13回
社会人エンジニア向けの教育プログラム「トップエスイー」から、エンジニアの皆さんに対して有用な情報をお届けするコーナーです。ITインフラの分野では長らく装置産業的なアプローチが主流でした。いわゆる物理的なモノであるハードウェアを対象として、それを人がコントロールしていく考え方です。しかし、ソフトウェアの活用領域が広がるに従い、ITインフラの分野にも大きな変化が訪れています。その代表例が「コードによってITインフラを制御する」という考え方です。これはスクリプトやツールによる自動化と混同されがちですが、ここには埋めがたい差が存在しています。その差とはシステムに存在する「不確実性」との向き合い方です。ここでは、ITインフラにおいてこの不確実性をどのように対処していくのかを紹介していきます。
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中島 倫明(レッドハット株式会社)(ナカジマ トモアキ)
@irix_jp(Twitter) 国内SIerを経て、現在はレッドハットへ勤務。戦略から実装まで、幅広く企業システムの自動化やクラウド化の促進を支援。その傍らで大学や研究機関での講師を勤め、クラウド時代のIT人材の育成に尽力する。OpenStackやAnsibleなどのユーザー会のメンバー...
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