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Raspberry Pi Zeroとクラウドストレージ「Azure Files」を連携しよう

Raspberry Pi Zeroではじめよう! おうちで楽しむIoTレシピ 第8回

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2018/11/19 14:00

目次

ファイルのアップロードをしてみよう

 smbclient でファイルをアップロードしてみましょう。手順は以下のとおりです。

  1. lcdコマンドでローカル(Raspberry Pi Zero W側)にあるディレクトリを移動します
  2. !lsコマンドでローカルディレクトリのリスト表示をします
  3. putコマンドでアップロードします
smb: \> lcd img
smb: \> !ls
pi-camera.jpg
smb: \> put pi-camera.jpg
putting file pi-camera.jpg as \pi-camera.jpg (1664.0 kb/s) (average 1664.0 kb/s)
smb: \> ls
  .                                   D        0  Tue Jan  2 21:24:34 2018
  ..                                  D        0  Tue Jan  2 21:24:34 2018
  pi-camera.jpg                       A  1172341  Sun Jan  7 10:59:28 2018

                163840 blocks of size 65536. 163822 blocks available
smb: \> quit

その他:クライアントPCからの確認(Windows 10の場合)

 Azure Filesをマウント済みのPCからも確認してみましょう。Azureポータルのストレージアカウントから「ファイル共有」→ 「Windowsからの接続」でドライブ文字を選択し、コマンドをコピーします。

 そして、Windows 10のコンピューターからPowerShellを開き、コピーしたコマンドを貼り付け、コマンドを実行します。

 以下はWindows 10からAzure Filesをマウントし、エクスプローラーで表示した状態です。カメラモジュールを接続したRaspberry Pi Zero Wで撮影した写真データがエクスプローラーで確認できました。

Windows 10 からAzure Filesをマウントした様子。Raspberry Pi Zero Wからアップロードされたファイルをエクスプローラーで確認できた
Windows 10 からAzure Filesをマウントした様子。Raspberry Pi Zero Wからアップロードされたファイルをエクスプローラーで確認できた

まとめ

 今回は、Raspberry Pi Zero WからクラウドストレージであるAzure Filesとの連携方法を紹介しました。Raspberry Pi Zero WからAzure Filesへ定期的にアップロードするようなプログラムを作ることで、他のコンピュータからデータを確認したり、加工したりすることができます。

 これにより、画像合成や分析など、Raspberry Pi Zero WではCPUの性能が足りずに難しかった処理をクラウドコンピュータで実現するなど、一歩進んだIoTの用途にも応用できます。クラウドストレージとのファイル連携にぜひチャレンジしてみましょう。

 次回は、読者の皆さまお待ちかねのIoTプラレール(前編)です。お楽しみに!



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著者プロフィール

  • 平 愛美(タイラ マナミ)

     熊本県出身のITエンジニア。2児の母で、趣味は写真とグルメ。最近はRaspberry Pi、Arduinoを使った家庭内IoTについて日々研究するIT系母ちゃんとして活躍中。主な著書は、『改訂3版 Linuxエンジニア養成読本』(寄稿、技術評論社 刊)、『Linuxシステム管理標準教科書』(共著、...

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