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UWPアプリの自動起動/再起動/事前起動/コマンドラインから起動/終了キャンセル
~コードからアプリの起動と終了を制御する

UWPアプリ開発の最前線 第12回

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2019/01/30 11:00

 Windows 8.xのストアアプリ時代には、アプリのライフサイクルにコードから手出しできませんでした。UWPアプリではちょっとずつ緩和されてきて、今ではコードからアプリを再起動したり、バッチ処理の中から起動できたりするようになっています。条件付きですが、[×]ボタンのキャンセルもできます。

目次
  • 適用バージョン:Windows 10 version 1709(build 16299)以降
    ※機能によって異なります。「はじめに」の末尾をご覧ください。

はじめに

 UWPアプリが起動されてからどのような状態をたどるか(=ライフサイクル)は、大雑把に次の図のように説明されています。このライフサイクルについて詳しくは、docs.microsoft.comの「Windows 10 ユニバーサル Windows プラットフォーム (UWP) アプリのライフサイクル」をご覧ください。

UWPアプリのライフサイクル
UWPアプリのライフサイクル
Windows 10 ユニバーサル Windows プラットフォーム (UWP) アプリのライフサイクル」より

 Windows 8.x時代には、このライフサイクルはユーザーとプラットフォームが完全に握っていて、アプリのコードからはほとんど手出しできませんでした。アプリに許されたことはわずかで、サスペンドに入る時間を少々延長できるくらいのものでした。

 それがWindows 10のUWP(ユニバーサルWindowsプラットフォーム)になってからちょっとずつ緩和され、今ではずいぶんと色々なことが出来るようになっています。そこで今回は、UWPアプリの起動と終了に関するトピックをまとめてご紹介します。

  • 自動起動:ログイン時にUWPアプリを自動的に起動します
    Windows 10 version 1709(build 16299)以降
  • 再起動:UWPアプリが自分自身を再起動します
    Windows 10 version 1709(build 16299)以降
  • 事前起動:システムに余裕があるとき、UWPアプリをバックグラウンドで起動しておきます
    Windows 10 version 1607(build 14393)以降
  • コマンドラインから起動:コンソールやバッチファイルからUWPアプリを起動できるようにします
    Windows 10 version 1709(build 16299)以降
  • 終了キャンセル:[×]ボタンなどでUWPアプリが終了させられるのをキャンセルできます
    Windows 10 version 1703(build 15063)以降
[×]ボタンをキャンセルできるダイアログが出ている
今回のサンプルアプリ

対象読者

  • UWPアプリを作っている開発者
  • UWPには制限が多いからと敬遠している開発者

必要な環境

 サンプルコード(GitHub)をそのまま試してみるには以下の環境が必要です。

  • Windows 10 1809以降
  • Visual Studio 2017 Version 15.9.4以降(無償のCommunity Editionで可)
  • UWP用Windows 10 SDK:10.0.17763以降

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著者プロフィール

  • biac(ばいあっく)

    HONDA R&Dで自動車の設計をやっていた機械屋さんが、技術の進化スピードに魅かれてプログラマーに。以来30年ほど、より良いコードをどうやったら作れるか、模索の人生。わんくま同盟の勉強会(名古屋)で、よく喋ってたりする。 2014/10~2019/6 Microsoft MVP (Windo...

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