米Googleは、「Google Kubernetes Engine(GKE)」に、デプロイ自動化機能を追加したことを、3月7日(現地時間)に発表した。
今回、追加されたデプロイ自動化機能は、GKEのCI/CDパイプラインを作成することで、デプロイの自動化を可能にしており、実装の詳細について気にすることなく、アプリケーションの変更を迅速かつ手間をかけずに、GKEにデプロイできる。
同機能は、クラウドネイティブのCI/CDプラットフォームである「Cloud Build」によって強化されており、サーバの事前プロビジョニングや、追加容量の事前支払いを行うことなく、パイプラインのスケールアップ/ダウンが可能になっている。
すべての変更と更新はバックグラウンドで自動的に処理されるので、パイプラインを管理・更新・改善する必要はなく、ソースコードに変更が加えられるたびに、パイプラインが自動的に実行されるので、新たな機能や修正プログラムを迅速かつ確実に展開できる。
パイプラインの作成にあたっては、ソースリポジトリ、ビルド構成、Kubernetes構成を指定するYAMLファイルを選択するだけで行える。YAMLファイルは既存のYAMLファイルを使えるほか、Googleでも推奨YAMLファイルを用意している。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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