CData Software Japanは、SaaSデータをRDBやクラウドDWHにデータ統合する「CData Sync」製品の新機能を、3月10日にリリースした。
「CData Sync」は、Salesforce、Dynamics365、NetSuite、kintone、MarketoといったSaaSデータを、各種RDBやBigQuery、Redshift、SnowflakeなどのクラウドDWHにノーコードでローディングするデータ統合基盤。
今回より、データの同期先を、従来のCREATE TABLEに加え、指定のテーブルの特定のカラムに、同期データをマッピングすることが可能となった。既存テーブルへの書き込みや、複数データソースから単一テーブルへのデータローディングができる。
また、CHECKCACHE設定を使うことで、データソースから同期先にデータを同期させた後にデータソースと同期先テーブルを比較できる。差分を検出し、自動的に同期先テーブルのデータ追加・更新・削除が行われる。
さらに、従来のRDBやBigQuery、Redshiftなどのクラウドデータストアに加え、Apache Kafka、SAP HANA、Azure Blobなどが同期先として追加された。
そのほか、「CData Sync」のWeb管理画面からGUIやSQLで指定した同期テーブルのプレビューを見ることが可能になり、クエリのカスタマイズも容易に確認できる。なお、以下の管理機能も強化された。
- 「CData Sync」ジョブ設定のエクスポート・インポート
- クエリごとのオプション設定
- クエリの順番を変更
- コネクタのアップロード
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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