CSS-in-JSは、JavaScriptによるCSSの記述を可能にする機能で、CSS-in-JSを利用することでクラス名が自動生成されるため、他のライブラリとの衝突を防止でき、スタイルがコンポーネントで直接定義されるので、メンテナンスが容易となる。また、コンポーネントは再利用が可能で、JavaScriptによってCSSを動的に利用できるようになる。
「xstyled 2.0.0」では、TypeScript準拠の型定義に対応したほか、CSS-in-JSライブラリを「Emotion v11」にアップデートした。ほかにも、SVGユーティリティをはじめとする各種ユーティリティの追加が行われている。
なお、「xstyled 2.0.0」では「Emotion v10」がサポート対象外になったほか、spaceおよびbreakpointsのデフォルトからの削除、breakpointsテーマセクション名のscreensへの変更、variantユーティリティの削除をはじめとする、いくつかの重大な変更が行われた。