ARM/AArch64向け「AlmaLinux OS 8.4」は、もっとも人気のあるチップセットとハードウェアがサポートされ、コミュニティのメンバーやスポンサー、パートナーによって十分なテストが行われている。
おもな変更としては、ネットワークインストールモードで最速のミラーが自動で選択されるようになったほか、OpenSCAPセキュリティプロファイルを本番環境で使用できるようになっている。
また、余分なパッケージや上流のディストリビューションに含まれていないビルドの依存関係が、開発者専用のdevelリポジトリに格納されるようになり、PowerToolsはデフォルトで無効となって、ファイルは別のリポジトリへ移動された。
そのほか、Python 3.9やSWIG 4.0、Subversion 1.14など、パッケージのアップデートが行われている。