米Taraは、カスタムワークフローに合わせてカスタム統合を構築可能な「Tara API」を、9月23日(現地時間)に発表した。
同社は、ユーザーがTaraのドメインオブジェクトを取得および更新できるようにする、REST APIを提供しており、管理者によって生成可能なアクセスキーを介してデータの収集が可能になっている。なお、アクセスキーは最大60分間操作できる。
現時点では、APIで実行可能なアクションとして、要件の取得、要件の更新、タスクの取得、タスクの更新、タスクの作成に対応している。
これらのアクションにアクセスすることで、Zapierなどのローコードツールを使って独自のカスタム統合や、Taraと気に入ったツール間でデータを共有するカスタムスクリプトを作成できる。APIを介して作成された新しいタスクは、ワークドロワの上部にあるタスクバックログにインポートされる。
ワークドロワは、必要なプロジェクトを一度に表示可能で、タスクはスプリントに直接ドラッグ&ドロップできる。TrelloまたはAsanaからインポートされたタスクは、ワークドロワのインポートビンの下に配置され、スプリントへの簡単なドラッグ&ドロップが可能になっている。
また、ラベルを使用したタイプ、ステータス、優先度別のタスク整理に対応しており、エンジニアリングチームがGitHubでラベルを使用している場合は、Taraにインポートでき、手動でラベルを追加し直す必要はない。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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