米Amazon Web Servicesは、学生への支援を目的とした、人工知能と機械学習に関する1000万ドル規模の奨学金プログラム「AWS AI & ML Scholarship」と、学習と実験のための機械学習開発環境を容易かつ無料でセットアップできる「Amazon SageMaker Studio Lab」の提供を、12月1日(現地時間)に発表した。
「AWS AI & ML Scholarship」は、過小評価され、十分なサービスを受けていない高校生や大学生が、基本的な機械学習の概念を学び、人工知能や機械学習でのキャリアに備えることを目的としている。
同プログラムでは、機械学習モデルに関する数十時間のトレーニングと教材を無料で提供するとともに、UdacityのNanodegreeプログラム「AI Programming with Python」の奨学金を、2000名の学生に提供する。さらに、成績優秀だった500名の学生には、メンターシップの機会も提供される。
「Amazon SageMaker Studio Lab」は、Webブラウザ経由で機械学習の開発環境を利用可能で、15GBの永続ストレージと、最大12時間のCPU、最大4時間のGPUコンピューティングを含む、無制限のユーザーセッションが用意され、機械学習の無料トレーニングを実現する。また、作成した機械学習プロジェクトの、Amazon SageMaker Studioへのエクスポートにも対応している。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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