米Dockerは、「Docker Desktop 4.4.2」において、Webブラウザ経由でサインインする新たな認証フローを導入し、ブラウザのパスワードマネージャから簡単な操作でサインインできるようになったことを、1月14日(現地時間)に発表した。
「Docker Desktop 4.4.2」以降では、DockerダッシュボードまたはDockerメニューからサインインすると、デフォルトのブラウザにリダイレクトされる。
ブラウザでDocker IDを入力すると、適切なフローが表示され(SSOが有効になっている場合はIDプロバイダへリダイレクト)、サインインに成功するとDockerダッシュボードに戻り、作業の続行が可能になる。
なお、「Docker Desktop 4.3.0」および「Docker Desktop 4.3.1」には、ログイン中にユーザーのマシンに機密情報(アクセストークンまたはパスワード)を記録する可能性がある不具合が存在する。この不具合は、ユーザーが「Docker Desktop 4.3.0」または「Docker Desktop 4.3.1」を使用し、「Docker Desktop 4.3.0」または「Docker Desktop 4.3.1」にログインしている場合のみ影響する。なお、この不具合は、バージョン4.3.2以降で修正されている。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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