『チーム・ジャーニー』などを手掛けた市谷聡啓さんの新著『デジタルトランスフォーメーション・ジャーニー』が、CodeZineを運営する翔泳社から2月21日(月)に発売となりました。ビジネス部門と情報システム部門、マネジメント層と現場が協働して取り組むための方法がまとめられています。
コロナ禍において多くの企業がビジネスや組織のあり方を見直す機会に直面し、DXに取り組む重要性が増しています。しかし、何から始めてどうなれば成功なのかがいまいち分からず、推進しようにも手間取っている企業も少なくありません。
そんな状況からDXをどのように進めていけばいいのかを解説したガイドブックが、『デジタルトランスフォーメーション・ジャーニー 組織のデジタル化から、分断を乗り越えて組織変革にたどりつくまで』です。
著者は『チーム・ジャーニー』や『カイゼン・ジャーニー』を執筆した市谷聡啓さん。組織や働き方、開発現場などの改革のために積極的に活動されており、本書はこれまで培われたDXおよびDXに伴う組織改革のノウハウを結集させた1冊となっています。
業務のデジタル化から始め、スキル、ビジネス、組織のトランスフォーメーションをジャーニー(段階)形式で段階的に解説。仮説検証とアジャイル開発を中心とした、DX・組織改革を推進するための方法論、DXを推進するための方法論を学ぶことができます。
DX担当者だけでなく、実際にシステム開発に携わる現場のエンジニアもぜひ本書をチェックしてみてください。
目次
はじめに
第1部 デジタルトランスフォーメーション・ジャーニーを始める前に
第1章 DX1周目の終わりに
第2章 デジタルトランスフォーメーション・ジャーニーを描く
第2部 業務のデジタル化
第3章 コミュニケーションのトランスフォーメーション
第4章 デジタル化の定着と展開
第3部 スキルのトランスフォーメーション
第5章 探索のケイパビリティの獲得
第4部 ビジネスのトランスフォーメーション
第6章 仮説検証とアジャイル開発
第7章 垂直上の分断を越境する
第5部 組織のトランスフォーメーション
第8章 水平上の分断を越境する
第9章 組織のジャーニーを続ける
あとがき
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渡部 拓也(ワタナベ タクヤ)
翔泳社マーケティング課。MarkeZine、CodeZine、EnterpriseZine、Biz/Zine、ほかにて翔泳社の本の紹介記事や著者インタビュー、たまにそれ以外も執筆しています。
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