アジャイルの源流でもあるトヨタ生産方式は、海外ではリーンと呼ばれ、過去10年で広く普及している。海外の著名企業がリーンを採用するなか、日本での知名度は低いという現状がある。こうした状況を背景に、Lean Conference Japanでは、アジャイルやDXの推進に悩みを抱えている人に向けて、トヨタの組織文化をベースに議論し、自律的な組織に変える実践知を共有することを目指していく。
1つ目の基調講演では、『日本"式"経営の逆襲』(日本経済新聞)の著者である慶應義塾大学の岩尾俊兵氏が、リーンが世界でどのように広がり、世界経済にどんなインパクトを与えているのかについて講演する予定。
他の基調講演では、TPS(Toyota Production System)の指導者として経験を積んできたトヨタコネックテッドの藤原靖久氏、日本のアジャイルの第一人者としてアジャイル開発を広めてきた永和システムマネジメント 平鍋健児氏が登壇する。