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5分でわかるActiveReports帳票-らくらく始める帳票作成(2007年度版)

ActiveReports for .NET 3.0Jで作るサンプル帳票

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2007/08/03 14:00

目次

旧バージョンで作成したアプリケーションの移行

 ここからは旧バージョン(ActiveReports for .NET 1.0JおよびActiveReports for .NET 2.0J)から、ActiveReports 3.0Jへの移行方法を説明します。

 従来のバージョン同士(1.0Jと2.0J)をVisual Studio .NET 2003上で共存させるには、スイッチャツールを使用してデザイナを切り替える必要がありましたが、従来バージョンと最新バージョンの組み合わせ(1.0Jと3.0J、または2.0Jと3.0J)の場合は、Visual Studio上で共存が可能です。ただし、同一プロジェクト内で異なるバージョンのActiveReportsを混在させることはできません。

 ここでは、旧バージョンで作成したアプリケーションを3.0Jにバージョンアップする方法を紹介します。

単一ファイルの変換

 ActiveReports 3.0Jでは、これまでのバージョンに存在していたレイアウトファイル(rpxファイル)は存在せず、コンポーネントの定義などは「(ファイル名).Designer.cs」で行うようになりました。

 ActiveReports 3.0Jで作成した帳票ファイルを従来のrpxファイルに変換するには、メニューバーの[レポート]-[レイアウトファイルの保存]を選択します。また、ここで[レイアウトファイルを開く]を選択して従来のrpxファイルを読み込むことも可能です。

「レイアウトファイルの保存」を実行するとrpxファイルが生成される
「レイアウトファイルの保存」を実行するとrpxファイルが生成される

プロジェクトの移行

 旧バージョンのActiveReportsからプロジェクトを移行する際は、ファイルコンバーターで置換を行う必要があります。メニューバーの[ツール]-[ActiveReportsファイルコンバータ]で実行します。

ActiveReportsファイルコンバータ
ActiveReportsファイルコンバータ

 変換キー押下でソリューション配下のrpxファイルが全置換され、参照設定も変更されます。

変換前(バージョン2.0J)のプロジェクト。RPXファイルが含まれている
変換前(バージョン2.0J)のプロジェクト。RPXファイルが含まれている
変換後(バージョン3.0J)のプロジェクト。ファイルが変換されている
変換後(バージョン3.0J)のプロジェクト。ファイルが変換されている

まとめ

 ActiveReportsを利用した簡単な帳票アプリケーション開発のサンプルを紹介しました。 Visual Studioと統合されたActiveReportsのレポートデザイナは軽快で使いやすく、効率の良い帳票アプリケーション開発が可能です。

 今回作成した帳票はデータベースから取得したデータを単純に一覧表示するというものでしたが、次回は実際の帳票開発でよく使われるデータのグルーピング・集計や改ページ制御など、より実践的なテクニックを紹介していきます。



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著者プロフィール

  • 宮本奈紗(ミヤモトナサ)

    株式会社システムインテグレータ ERPソリューション部所属。 ERPシステムの設計・開発に従事。業務でActiveReportsを使用。

  • 渡辺俊史(ワタナベトシフミ)

    株式会社システムインテグレータ パッケージ開発部所属。ECサイト構築パッケージの設計・開発に従事。VSUG(Visual Studio User Group) データベース・データアクセスフォーラムリーダー。 blog:t.watanabe weblog

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