求められているのは早期戦力化するエンジニア
──「ABEMA Growth Tech」では、学生に何を学んでほしいですか? また、どのようなエンジニアが現場で求められると思いますか?
福永:私たちが「ABEMA Growth Tech」を通して、学生の方にお伝えしたいのは、現場目線のエンジニアリングです。
「ABEMA Growth Tech」では、普通のインターンや座学では体験できない規模のトラフィックや、データの量を考えながら作業しなければなりません。また、現在100名近い技術者が働いてる大規模サービスの開発ならではの開発手法や、設計の考え方、現場の技術をダイレクトに学ぶことができます。というのも、このインターンでは現場のエンジニアが学生のメンターとなって参加し、彼ら自身もインターンを通していろんな学生と向き合います。そんなときに、学生はメンター社員がどんなふうに課題を一緒に乗り越えてくれるのか、どういった技術選定をしているのかを肌で感じてもらい、それを成長につなげてほしいなと思います。
現場で求められるエンジニアとしては、やはり職域をまたいでいける人材ではないでしょうか。また、勉強を継続することができ、いろんなものに興味を持って深堀していける人も求められていると思います。
例えば、インターンを通して積極的に技術のインプットをし、さらにそれを今後の仕事や活動にいかして、最後には何かしらの形でアウトプットする。このサイクルを回していけるエンジニアが今後もっと必要だと思います。
──エンジニアの育成面で、今後貴社が取り組んでいきたいことを教えてください。
佐藤:サイバーエージェントでは、学生が内定を承諾した段階から入社までの間、内定者アルバイトを推奨しています。実際に、社員とともに働く環境を提供することや、入社後に「トレーナー/トレーニー制度」という1対1でトレーナーがつく制度を導入しているなど、会社で若手の早期戦力化に取り組んでいます。また、若手や社員だけではなく、あらゆる人のキャリア支援という形で育成に取り組んでいくため、「リスキリングセンター」を立ち上げました。
リスキリングセンターには、社外向けと社内向けの2つのプログラムを用意しています。社外向けだと、社会人を対象にした「Go Academy」「Graphics Academy」「Flutter Academy」といった、GoやGraphics、Flutterを扱うエンジニアを育成するための、3カ月の特別プログラムを実施しています。Academyのテーマは、その時サイバーエージェントで強化したい職種や世の中のニーズを軸に選定しています。
社内向けのプログラムに関しても、データサイエンス/機械学習のプログラム皮切りに昨年からいくつかのコースを開始しています。近年Web技術のトレンドは短い期間に変化し、当社が展開するサービスにおいても、最新技術や新言語、フレームワークの導入など、使用技術は日々更新され、エンジニアに必要なスキルは変化し続けています。事業に必要となるスキルを社内で学べる機会を提供することで、社員のスキルアップと事業の活性化に繋げたいという思いで実施しています。
若手ももちろんですが、入社後の社員に対してもしっかりとキャリア支援をして、エンジニアの育成をしていきたいです。
──福永さん、佐藤さん、貴重なお話をありがとうございました!
