KUIXは、従業員101名以上の企業に勤める会社員を対象に実施した「Excelで行っているデータ管理業務の実体」の調査結果を4月11日に発表した。
本調査は、2月15日〜2月24日の期間にインターネット上で行われ、社員数101名以上の会社に勤務しており、データ管理業務でExcelを利用している人1287名から有効回答を得ている。
「複数のExcelをまとめたり集計したりしていますか?」という設問では、65.2%が「複数のExcel」を纏めるデータ管理業務をしていると回答した。
「複数のExcelをまとめる業務にどのようなものがありますか?」と聞いたところ、「顧客管理(31.7%)」「案件管理(39.2%)」「予算管理(39.9%)」「タスク管理(34.1%)」が上位を占めていた。
Excelでのデータ管理で最も困っている方が多いシーンは「複数人による同時編集ができない(35.5%)」となった。次いで、「管理の属人化(28.2%)」「最新版が分からない(27.8%)」「大容量データ処理ができない(26.3%)」というシーンがあげられた。
「Excelでのデータ管理には限界やデメリットを感じますか?」という設問では、70.1%の人がExcelでのデータ管理に何かしらの限界を感じていることがわかった。また、項目別では、「複数人による同時編集ができない(35.5%)」、「管理が属人化してしまう(28.2%)」という意見が多かった。
脱Excelを行わない理由としては、「Excelの利便性を手放したくない」が37.9%を占めており、Excelでのデータ管理に限界を感じながらも、Excelの利便性に代わるものがない現状が示唆されていた。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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