IBMは8月17日(米国現地時間)、マイクロソフトと協業し新サービス「IBM Consulting Azure OpenAI Service」を提供することを発表した。
IBM Consulting Azure OpenAI Serviceは、開発者やデータサイエンティストが、GPTシリーズやCodexシリーズを含む大規模言語モデル(LLM)を適用可能なフルマネージドAIサービス。
本サービスは、企業の生成AI導入戦略と初期生成AIユースケースの策定支援を目的としており、Azure Marketplaceで提供される。
IBMとマイクロソフトは、協業強化により、「Azure OpenAI Service」の実装と適用拡大の支援に注力していく。
本サービスに加え両社は、BM ConsultingのスキルとAzure OpenAI Serviceを活用し、AIに関連した協業を進めるとしている。調達・購買プロセスの自動化では、Azure OpenAI Serviceを組み込んだ「IBM Consulting Global S2P Platform」を提供し、業務効率の改善を支援する。また、医療プロセスでは、「IBM Consulting Prior Authorization OpenAI Solution」を提供し、医療記録を自動的に取り込み分析することで医師や看護師の管理負担を軽減する。
他にも金融機関や銀行において顧客向けのコンテンツをAIで生成・要約したり、企業におけるナレッジベースの検索したりといったユースケースに取り組む。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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