すこやかに働き続けるために心がけていること
クラシコムに転職したことで、働く環境や仕事の質が変わった木村氏。その上で、すこやかに働き続けるために心がけていることがある。仕事面での第1は、定時退社。「定時退社を意識することで、1日を乗り越えるエネルギーを保つことが出来ていると感じます」(木村氏)
次に一人で抱え込まないこと。定時退社を実現するには、仕事を効率良く進めることが非常に重要になる。「そのためには一人で抱え込むようなことはせず、適切なタイミングで相談することを心がけています」(木村氏)
そしていつ何があっても良いように、作業内容を共有すること。「毎日の朝会以外にも、作業内容の途中経過をチケット管理システムのコメントに残すなどして、自分のやっていることがみんなにわかるようにしています」(木村氏)
育児面で心がけていることの1つ目は、手を抜けるところはすべて抜くこと。『ほしいのは「つかれない家族」』には、「手間をかけることが愛情は、家族への呪い」ということが書かれている。「この言葉をお守りに、手を抜けるところを見つけ次第、手を抜くようにしています。そこでできた余裕を、子どもと向き合う時間にしたり、趣味に使ったりしています」(木村氏)
2つ目は、愛情を惜しみなく伝えること。「子どもへの愛情表現はシンプルかつたっぷりとを心がけています」(木村氏)
家族に無条件に愛されているという実感を持つ子どもは自己肯定感が高くなると言われており、木村氏自身もそう感じているからだ。とはいえ、ベタベタに甘やかしたり、過剰に干渉したりすることはしないよう心がけている。
3つ目は自分を甘やかすこと。仕事をしながらの子育ては、やるべきことに追われてしまうため、どうしても自分のことは後回しになってしまう。「だから意識的に自分を甘やかし、次の一日を乗り切る気力をチャージしています」(木村氏)
結婚、出産などライフステージが変わることで、自分が目指すキャリア、仕事のあり方など、一番星も変わっていく。そこで大事になるのは「誰かにとっての一番星ではなく、自分にとっての一番星を自分のペースで目指すこと」と木村氏は言う。それを目指す中で、不安なこと、怖いことはたくさんある。「そのときのために『怖がらなければ何ができる? そして、それをやりましょう』という言葉を心のお守りに加えていただけたら」と最後に語り、セッションを締めた。
クラシコム エンジニア向け会社紹介資料
クラシコムのプロダクト開発について、大切にしている考え方、組織構成、アドバイザー体制、環境や働き方、採用募集などについてまとめています。ぜひ、こちらからご覧ください。