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データ基盤構築の実践知が大集合! 技術選定とアーキテクチャを急成長テック企業の事例から学ぶ

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ダイニーのコンパウンド戦略を支える飲食店データ分析基盤とは

 ダイニーは「All in One Restaurant Cloud.」のコンセプトのもと、飲食業界向けにコンパウンド戦略でプロダクトを展開する企業だ。スタートアップであるにも関わらず同社が分析基盤を必要とする理由は、そのプロダクト特性にある。

 1つ目は、注文データや会計データを経理業務などのオペレーションで活用するため、正確かつ常時アクセス可能な集計データが求められること。2つ目は、リアルタイムの売上データから月次の分析まで、幅広い適時性に対応する仕組みが必要なこと。そして3つ目は、複数プロダクト間のデータを統合して価値を創出するためだ。

 これらの要件に対応するため、データ基盤において3つの戦略を採用している。まず、Dataformを利用してプロダクト特性に合わせたELT基盤を構築。次に、全システムをGoogle Cloud上で運用し、Datastreamを活用して高い即時性を実現。そして、データメッシュを導入して各ドメインのデータを管理し、基盤のスケーラビリティを向上させている。

 アーキテクチャとしては、AlloyDBからDatastreamでデータをBigQueryのData Lakeに取り込み、Dataformで変換処理を行うことでData Martを構築。この一連の処理をGitHub Actionsでスケジュール実行している。また、Dataplexを用いてデータガバナンスを強化している。セッション終盤では、アーキテクチャ改善の予定が語られた。

アーキテクチャの概観

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処理時間が140分から17分に! データ基盤のボトルネックを解消

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この記事の著者

中薗 昴(ナカゾノ スバル)

 週の半分はエンジニア、もう半分はライター・編集者として働くパラレルキャリアの人。現職のエンジニアとして培った知識・経験を強みに、専門性の高いIT系コンテンツの制作を行う。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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CodeZine(コードジン)
https://codezine.jp/article/detail/20609 2025/01/16 11:00

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