学情は、20代の社会人を対象に実施した、「生成AI」に関するアンケート調査の結果を1月31日に発表した。同調査は、学情が運営する20代専門転職サイト「Re就活」のWebメディア「20代の働き方研究所」来訪者に対して、1月6日〜19日の期間に行われ、245件の有効回答を得ている。
調査対象者に、現在ChatGPTなどの生成AIツールを仕事・業務で使用しているかを尋ねたところ、「使用している」という回答は22.9%だった。「使用している」と答えた人からは、「メールの文章や資料を添削してもらい、ミスの防止につなげている」「生成AIを使うと、プログラミングが効率的にできる」「インターネット検索でうまく情報収集ができない時にも、生成AIに質問するとわかりやすく答えてくれる」といった使用シーンが寄せられている。
どのような場面でChatGPTなどの生成AIツールを活用しているかを尋ねた質問では、「文章生成」(76.8%)がもっとも多く、「アイデア出し」(42.9%)、「情報検索」(26.8%)がそれに続いた。
現在、仕事・業務でChatGPTなどの生成AIツールを「使用していない」と答えた人に、機会があればChatGPTなどの生成AIツールを仕事・業務で使用したいかを尋ねたところ、「使用したい」(31.7%)と「どちらかと言えば使用したい」(36.5%)を合わせた割合が7割近くに達している。「使用したい」または「どちらかと言えば使用したい」と答えた人からは、「会議の議事録や資料作成に活用し、業務を効率化したい」「定型業務にかけている時間を短縮し、重要な業務に時間を割きたい」「仕事以外では使用したことがあり、思っていたよりも精度が高く便利だと感じた」といった意見が寄せられた。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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