米Microsoftは、「Azure AI Foundry」および「GitHub」のモデルカタログにおいて、AIモデル「DeepSeek R1」の提供を1月29日(現地時間)に開始した。
同社は、Azure AI FoundryにおけるDeepSeek R1の提供開始にあたって、モデル挙動の自動評価や潜在的なリスクを軽減するための広範なセキュリティレビューといった、厳格なレッドチーミングと安全性評価を行っている。
また、Azure AI Foundryには、コンテンツフィルタリングをデフォルトで利用可能でオプトアウトオプションも提供するAzure AI Content Safetyや、展開前にアプリケーションを効率的にテストできるSafety Evaluation Systemといった安全策を用意しているため、企業は安全かつ責任を持ってAIソリューションを展開できる。
Azure AI Foundryでは、モデルカタログを通じてDeepSeek R1をサーバレスエンドポイントとして利用可能で、GitHubではDeepSeek R1をアプリケーションにシームレスに統合するための追加リソースや、ステップバイステップのガイドを探索できる。
さらに近日中には、DeepSeek R1の蒸留版をCopilot+PC上でローカル実行できるようにする。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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