JavaScript/TypeScriptランタイム「Deno」の最新バージョンである「Deno 2.2」がリリースした。
今回のアップデートには、Denoリンターのアップデートや、ログやメトリックを監視するためのOpenTelemetryの統合などが含まれている。
OpenTelemetryの統合によって、console.log、Deno.serve、fetchなどのAPIを自動的に計測できるようになった。自動計測されたメトリクスをエクスポートし、独自のメトリクスとトレーススパンを作成することも可能。
また、リンターのアップデートについては、主にReactおよびPreactユーザー向けに、新しいプラグインシステムと15の新しいルールを含むdeno lintのメジャーアップデートが追加された。
そのほか、Node.jsとnpmの互換性の改善や、パフォーマンス改善、WebGPUの改善といったさまざまな変更が加えられている。
Deno 2.2にアップデートするには、deno upgradeコマンドを実行する。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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