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Godot Engine 2Dゲーム開発入門

【Godot Engine 2Dゲーム制作 Part1】キャラクターを出して動かそう!

Godot Engine 2Dゲーム開発入門 第3回

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クリアの演出を作ろう

シーンの作成

 続いて「Clear」シーンを作ります。ルートノードは「CanvasLayer」にして名前を「Clear」に変更します。「Ctrl+S」で保存するパスはres://scn/clear/clear.tscnとします。

 「CanvasLayer」は、2Dシーン内で、独立した状態でレンダリングされます。今回のゲームでは、プレイヤーの移動に合わせてカメラを動かします。そのため、普通にシーンを作って迷路に配置するとカメラの影響を受けてしまいます。

 「CanvasLayer」の配下にシーンを作ることで、カメラの影響を受けずに作成したレイアウトのままで表示できます。

 「Clear」ノードに子ノードとして「Sprite2D」を追加します。配置後の状態は次のようになります。

Clearシーン
  • Clear(CanvasLayer)
    • Sprite2D

 「Sprite2D」の設定を行っていきましょう。

Sprite2Dの設定

 「Sprite2D」の「インスペクター」ドックには、次のような変更を加えます。

  • 「Sprite2D」
    • 「Texture」に、res://res/image/big/clear.pngをドロップ
    • 「CanvasItem」>「Texture」>「Filter」を「Linear」に変更
Sprite2D
Sprite2D

 「Filter」を「Linear」に変更している理由を説明します。最初にプロジェクトの設定で、ドット絵の表示にするために「デフォルトのテクスチャーフィルター」を「Nearest」に変更しました。

 今回表示する画像はドット絵ではないので、この「Filter」を「Linear」にして、滑らかに表示するようにします。

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クリアのスクリプトを書こう

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この記事の著者

柳井 政和(ヤナイ マサカズ)

クロノス・クラウン合同会社 代表社員http://crocro.com/オンラインソフトを多数公開。プログラムを書いたり、ゲームを作ったり、記事を執筆したり、マンガを描いたり、小説を書いたりしています。「めもりーくりーなー」でオンラインソフト大賞に入賞。最近は、小説家デビューして小説も書いています(『裏切りのプログラム』他)。面白いことなら何でもOKのさすらいの企画屋です。 

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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CodeZine(コードジン)
https://codezine.jp/article/detail/21371 2025/06/19 11:00

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