クリアの演出を作ろう
シーンの作成
続いて「Clear」シーンを作ります。ルートノードは「CanvasLayer」にして名前を「Clear」に変更します。「Ctrl+S」で保存するパスはres://scn/clear/clear.tscn
とします。
「CanvasLayer」は、2Dシーン内で、独立した状態でレンダリングされます。今回のゲームでは、プレイヤーの移動に合わせてカメラを動かします。そのため、普通にシーンを作って迷路に配置するとカメラの影響を受けてしまいます。
「CanvasLayer」の配下にシーンを作ることで、カメラの影響を受けずに作成したレイアウトのままで表示できます。
「Clear」ノードに子ノードとして「Sprite2D」を追加します。配置後の状態は次のようになります。
Clearシーン
-
Clear(CanvasLayer)
- Sprite2D
「Sprite2D」の設定を行っていきましょう。
Sprite2Dの設定
「Sprite2D」の「インスペクター」ドックには、次のような変更を加えます。
-
「Sprite2D」
-
「Texture」に、
res://res/image/big/clear.png
をドロップ - 「CanvasItem」>「Texture」>「Filter」を「Linear」に変更
-
「Texture」に、

「Filter」を「Linear」に変更している理由を説明します。最初にプロジェクトの設定で、ドット絵の表示にするために「デフォルトのテクスチャーフィルター」を「Nearest」に変更しました。
今回表示する画像はドット絵ではないので、この「Filter」を「Linear」にして、滑らかに表示するようにします。