エフ・ディー・シーは、製造業に従事している20〜60代の社員を対象に実施した、スキル管理(スキルマップ・力量管理)に関する実態調査の結果を4月16日に発表した。同調査は、2月7日〜8日の期間に行われ、517名から回答を得ている。
調査対象者に、現在所属する会社におけるスキル管理の実施状況を尋ねたところ、「実施している」が47.0%、「実施していない」が39.5%、「わからない」が13.5%となった。

現在所属する会社において、スキル管理を「実施している」と答えた人に、その運用方法を尋ねた質問(複数回答)では、「Excel/Wordなど」(63.0%)がもっとも多く、以下「スキル管理ツールなど専門ツール」(45.3%)、「紙での運用」(21.4%)が続いている。

スキル管理の運用方法をIT業界と比較すると、「Excel/Wordなど」でスキル管理を実施している製造業の企業の割合は約13ポイント高い一方、「スキル管理ツールなど専門ツール」の利用率では約20ポイントの差がみられた。また、「紙」の利用率は製造業の方が10ポイントほど高く、DX化に向けた課題が明らかになっている。

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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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