Okta社は、4月17日、「Auth0 MCP Server」をリリースしたことを発表した。
Auth0 MCP Serverは、AIエージェントとAuth0を連携し、自然言語でAuth0を設定・管理することを可能にする、オープンプロトコル。これを利用することで、開発者は自然言語によるプロンプトでAuth0を操作できるようになる。
例えば、AIエージェントに「コールバックURLがhttps://staging.example.com/callbackである、staging-appという名前の、新しいAuth0アプリケーションを作成して」という指示をすると、Auth0 MCP ServerはMCP形式でリクエストを受信し、OAuth 2.0を通じてセキュアな認証、スコープ、パーミッションを実施しながら、実際のAuth0 Management APIコールに変換する。
Auth0 MCP Serverを利用することで、AIエージェントからAuth0アプリケーションを一覧表示・管理することや、APIへのアクセスと構成、テナントレベルのAuth0アクションの検査、テナントログの操作、フォームの管理などが可能になる。
本サーバーの利用には、Node.js v18以降で、Claude DesktopなどのMCPホスト、Auth0アカウントがあることが前提条件となる。
- 関連リンク
この記事は参考になりましたか?
- この記事の著者
-
CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
CodeZineは、株式会社翔泳社が運営するソフトウェア開発者向けのWebメディアです。「デベロッパーの成長と課題解決に貢献するメディア」をコンセプトに、現場で役立つ最新情報を日々お届けします。
※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です