INSTANTROOMは、同社の展開するフリーランスエンジニア・ITフリーランス向けの案件検索サイト「フリーランスボード」に掲載されている実際のフリーランス案件22864件に基づいて作成された、2025年最新のフリーランスの「TypeScriptエンジニア案件の調査レポート」を5月26日に発表した。対象期間は2024年2月1日〜2025年5月26日。
同レポートによれば、TypeScript案件の平均月額単価は76.9万円で、平均年収はプログラミング言語別年収ランキングで7位となる923万円だった。

TypeScriptの案件数(案件比率)は、案件数ランキングでは4位となる10.22%を占めている。JavaやPHP、JavaScriptに次ぐシェアを確保しつつ、平均月額単価は76.9万円と高水準を維持した。

TypeScriptフリーランス案件・求人のリモートワーク比率は、フルリモートが42.8%、一部リモートが51.7%、常駐が5.4%となっており、フルリモート割合(42.8%)は前月より+13.4%と大幅に増加する一方で、一部リモートが過半数を維持している。

フレームワーク・ライブラリ別での案件数をみると、「React」(13327件)がもっとも多く、「Vue.js」(6477件)、「Node.js」(3753件)がそれに続いた。

フレームワーク・ライブラリ別でのTypeScript案件の月額単価をみると、「Nuxt.js」(81.5万円)が最高額となり、以下「React Native」(77.4万円)、「React」(77.2万円)が続いている。

TypeScript案件の多い業界としては、「Webサービス」(4.21%/963件)がもっとも多く、「サービス」(4.19%/957件)、「EC」(1.47%/336件)がそれに続いた。

TypeScript案件の職種では、「インフラエンジニア」(24.77%/5663件)が最多となり、以下「フロントエンドエンジニア」(18.60%/4252件)、「バックエンドエンジニア」(17.64%/4033件)が続いている。

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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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