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「IBM Japan Geeks」勉強会レポート(AD)

IBMのとがった人たち ~ 「IBM Japan Geeks」
勉強会レポート(前編)

「Scala」と「Android」

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Android

 宮本氏の次に登場したGeekは、小山圭氏。Google社が提供する携帯電話向けのプラットフォーム『Android』のプログラミングについて発表した。

小山圭 氏
小山圭 氏

Androidの特徴 

Androidは、OSではなくプラットフォームであり、周知のようにGoogleが主催するOpen Handset AllianceにはドコモやKDDIが参加し、Willcomは試験機を公開している。Linux部分はGPLにて公開済みで、その他を含んだ正式版は、実機公開後にすべてApache 2.0にてリリースする予定とのこと。

 小山氏がAndroidに興味を持ったのは、Java SE(Java Platform, Standard Edition)に対応しているからだという。これは、既存の携帯端末向けのJava ME(Java Platform, Micro Edition)が、Java SEと互換していなかったり、Doja、IMP、MIDPなど、多種多様なプロファイルが乱立していて分かりにくいという背景があるからだ。

 AndroidはJava SE 5に対応しており、基底のクラスはすべて同じで、annotationやgenerics、enumも使える。XPathなどの一部のクラスが含まれないものの、apacheのHTTP Client等も標準装備しているので、開発における生産性が全然違うという。

 AndroidのSDKは、Googleのサイトからダウンロードできる。Eclipseプラグインによる開発が推奨されているが、CUIでも開発が可能だ(SDKの場所をプラグインに設定する必要がある)。

AndroidのWebページ
AndroidのWebページ

Androidアプリケーションの4つの構成要素

 開発にあたり、Androidアプリケーションの4つの構成要素を理解する必要があるとし、「Activity」「Intent」「Service」「Content Provider」のそれぞれの要素を順に解説した。

Androidアプリケーションの構成要素
Androidアプリケーションの構成要素

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この記事の著者

森 英信(モリ ヒデノブ)

就職情報誌やMac雑誌の編集業務、モバイルコンテンツ制作会社勤務を経て、2005年に編集プロダクション業務やWebシステム開発事業を展開する会社・アンジーを創業。編集プロダクション業務においては、IT・HR関連の事例取材に加え、英語での海外スタートアップ取材などを手がける。独自開発のAI文字起こし・...

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