Vercelは9月4日(現地時間)、Next.jsプロジェクトのGitHub issueのバックログ解消に、同社独自のAIエージェント「Maintainer Agent」群を活用したことを明らかにした。Next.jsリポジトリでは毎週平均36件という多数の課題が報告されており、手動による精査では対応が追いついていなかった。バックログは2025年1月に3109件まで膨れ上がり、2026年8月時点でも2244件の未対応issueが残っていた。
今回の施策では、まず「closability」というissue精査エージェントを開発し、過去のissue全件に対してAIによる調査を実施。調査にはVercelのオープンソースフレームワーク「eve」とGPT-5.6 Lunaを活用し、200セッション同時並行で調査を進行した。その結果、3週間で1462件のissueをクローズし、バックログを995件へと削減した。
クローズされたissueの主な理由は、「既に修正済み」が37%、「重複」が19%、「期待された動作」が16%などとなった。誤ってクローズされた場合に備え、14日以内はユーザーが再開を申請できる仕組みも導入している。クローズ後、再開が必要になったのは1,462件中3件にとどまった。
今後も「closability」などのエージェントを活用し、毎週最大100件の非アクティブissueの自動精査・クローズを進めていく予定だ。自動化されたのはissueクローズのみで、コード変更はすべて従来通り人間による審査を経てマージされる。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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