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Tech・Ed 2008 Yokohama開幕
生産性を高める「Dynamic IT」を支える様々な技術

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2008/08/26 19:40

マイクロソフトは26日、IT技術者向けのテクニカルカンファレンス「Tech・Ed 2008 Yokohama」を開幕した。29日までの4日間にかけてパシフィコ横浜で開催される。オープニングのキーノートでは、同社が掲げるビジョン「Dynamic IT」に対する取り組みの概要が紹介された。  

 マイクロソフトは26日、IT技術者向けのテクニカルカンファレンス「Tech・Ed 2008 Yokohama」を開幕した。29日までの4日間にかけてパシフィコ横浜で開催される。

 冒頭のセッション「ITエンジニアはヒーローになる ~ Dynamic ITによるITイノベーションの実現 ~」では、同社代表執行役社長の樋口泰行氏、米Microsoft社 SQL Serverデータベースエンジン開発部門ジェネラルマネージャのQuentin Clark氏が、同社が掲げるビジョン「Dynamic IT」に対する取り組みを紹介した。

マイクロソフト株式会社 代表執行役社長 樋口泰行氏
マイクロソフト株式会社 代表執行役社長 樋口泰行氏

 樋口氏はまずカンファレンスの趣旨について、「IT技術者は日々の業務に忙殺され、外部の情報を得たり、刺激を受けたりする機会が少なくなりがちだが、そのような情報・刺激はエンジニアの方々にとって大変重要であり、ぜひTech・Edをそのような機会として利用して欲しい。また、併せてマイクロソフトとの距離が少しでも縮まればと願っている」と述べた。

 続いて、最新のIT潮流として、クラウドコンピューティング、さまざまなデバイス環境、直感的な操作性、レガシーシステムとの統合、サーバー統合、相互運用性等を挙げ、新たなニーズは日々生まれており、同社ではこれらをマクロ的に捉え、日々製品開発を行っていると語った。

 また、Windowsプラットフォームのメリットとして、Visual Studioや.NET Frameworkによる「開発生産性」、OfficeのUIに代表される「使い慣れた操作性」、開発者を第一に考えるという方針に基づく「技術支援体制の強化」、幅広いパートナーとの協業体制などを挙げた他、将来に向けた研究開発に多額の投資をしており今後に期待して欲しいと強調した。

 ITエンジニアへの施策については、「日本語技術情報の更なる拡充」として追加で約1万ページの翻訳を10か月以内を目処に行うとし、「製品品質の向上」として本社のスコアカードに始めて品質が加わり、コールセンターの人員も1.5倍に拡充したこと、ライセンス体系を明確にすること等を述べた。

米Microsoft社 SQL Serverデータベースエンジン開発部門ジェネラルマネージャのQuentin Clark氏
米Microsoft社 SQL Serverデータベースエンジン開発部門ジェネラルマネージャのQuentin Clark氏

 続いて登壇したClark氏は、まずDynamic ITについて、「ITは以前より重要視されているが、多くの努力の対象は保守であり、イノベーションには向けられていないのが現状。Dynamic ITは、システムやツールによって人々の能力を最大限に引き出すことでこの状況を打破し、ITをコストを削減させる対象としてではなく、戦略的な資産へ位置づけるもの」と述べた。

 具体的には、すべての核にシステム管理者、開発者、エンドユーザーといった「人」が関係している点を指摘し、次世代のデータセンターとアプリケーションを組み合わせたツールを提供することで問題を解決するとした。次世代のポイントとして、データセンターでは「物理環境からの仮想環境への移行、モデルとポリシーによる管理、高可用性、高セキュリティ」、アプリケーションでは「自社運用型、クラウド型、サービスの連携・活用、開発者と運用管理者との効果的な作業」などを挙げた。

 その後、生産性の向上を実現するために同社の製品群が担う役割が、具体的なデモや早期導入事例を交えつつ、順次紹介された。

 主に、エンドユーザーに対しては「Silverlightによるリッチなユーザー体験の提供や、使い慣れたOffice systemとの統合」、開発者に対しては「.NET FrameworkやVisual Studio 2008による最新テクノロジーへの適用・既存資産の有効活用」、システム管理者に対しては「Windows Server 2008やSQL Server 2008による仮想化対応、リソースの最適配分、パフォーマンスの最適化、コンプライアンス対応」等が取り上げられた。

【関連リンク】
Microsoft Tech・Ed 2008 Yokohama

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