オブジェクト参照(Premium Editionのみ)(サンプルプロジェクト : ObjectReferencesSample.fxp)
プロファイラーの「オブジェクト参照」機能が改善され、指定オブジェクトのGC(Garbage Collection)ルートからのパス一覧が表示できるようになりました。

プロファイラー設定のダイアログボックスが表示されたら、すべてのチェックボックス項目にチェックします。[再開]ボタンを押すと、プロファイリングが始まります。

サンプルプロジェクトを実行すると、真っ白な画面が表示されるので、好きなところをクリックしてください。クリックした位置にボタンが生成されます。ボタンをクリックすると、ボタンは破棄されます。

量産されたボタンをすべて削除します。このとき、メモリリークが発生していないかを調べます。「プロファイル」ビューを開き、実行中のプロファイルを選択して、[メモリのスナップショット]ボタンを押します。

「メモリのスナップショット」が作成されるので、選択してダブルクリックします。

ダブルクリックすることにより、「メモリのスナップショット」ビューが表示されます。

サンプルアプリケーションで量産されたボタンのクラス名はMoveButton
です。このクラスを選択してダブルクリックすることにより、「オブジェクト参照」ビューが表示されます。

先ほど、量産されたボタンはすべて削除したにも関わらず、多くのインスタンスが残りメモリリークを起こしています。このメモリリークの原因を探るために「オブジェクト参照」は役に立ちます。
GCルートへのパスを確認するため、[プラス(+)]ボタンを押してインスタンスを展開します。
インスタンスを展開すると、サンプルプロジェクトのMoveButton.mxmlの21行目に原因があることが確認できるはずです。
メモリリークの原因になっているコード行をコメントアウトして、再度プロファイリングを行い、同じ手順を踏んで、メモリリークが発生するかを確認します。

「オブジェクト参照」ビューで、メモリリークが解消されたことが確認できました。

おわりに
以上がFlash Builder 4の新機能の一部でした。
Flex Builder 3と比べて、細かいところにまで手が届くかのように、機能が強化されたことに気付いていただけたかと思います。これらのチュートリアル、サンプルコードを試すことによって、Flash Builder 4での開発効率は格段に上がるでしょう。