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続 Struts 2入門

Struts 2のインターセプタによるパラメータ操作とデバッグ機能

続 Struts 2入門(4)

(4) ProfilingInterceptor

 Struts 2の各機能のプロファイリング機能を使うことができます。デバッグモードで起動し、リクエストパラメータにprofiling=true(またはyes)を渡すことで、Actionクラスと利用インターセプタごとの所要時間がログに出力されるようになります。一度プロファイリングモードが起動すると、以後アプリケーションが再起動されるまでプロファイリングのログ出力が有効となります。

 利用するには次のようにprofilingインターセプタを追加します。

リスト10 DebuggingSampleAction.java(抜粋)
@InterceptorRefs({
    @InterceptorRef("defaultStack") ,
    @InterceptorRef("profiling"),
})

 以下がプロファイリング機能で出力したログになります。

リスト11 プロファイリングログ(抜粋)
INFO [com.opensymphony.xwork2.util.profiling.UtilTimerStack] - [1776ms] - FilterDispatcher_doFilter:
  [1753ms] - Handling request from Dispatcher
    [8ms] - create DefaultActionProxy:
      [8ms] - actionCreate: start
    [1731ms] - invoke:
      [1731ms] - interceptor: exception
        [1731ms] - invoke:
          [1731ms] - interceptor: alias
            [1731ms] - invoke:
               …(中略)…
              [1724ms] - interceptor: validation
                [1669ms] - invoke:
                  [1669ms] - interceptor: workflow
                    [1669ms] - invoke:
                      [1669ms] - interceptor: profiling
                        [1669ms] - invoke:
                          [0ms] - invokeAction: start
                          [1644ms] - executeResult: success

INFO [com.opensymphony.xwork2.util.profiling.UtilTimerStack] - [4ms] - FilterDispatcher_doFilter:

 このように、どのインターセプタがどの順番で稼動し、処理にかかった時間もミリ秒単位で出力します。一度稼動すれば、プロファイリング機能を利用していないActionが起動されてもプロファイリングモードで出力されます。必要以上に時間がかかっているActionクラスやインターセプタを判断する際に使うことができるでしょう。

まとめ

 今回でおおまかなインターセプタの紹介は一区切りになります。開発の利便性を高めてくれる機能が豊富に用意されているStruts 2ですが、それはインターセプタという形でも提供されているものであることが理解できたかと思います。また、今回紹介しきれなかったインターセプタについても、他の機能との組み合わせとして後ほど紹介していく予定です。

 次回は、Struts 2の機能を拡張するStruts 2プラグインについて、代表的なものを取り上げていきます。

参考資料

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この記事の著者

山田 祥寛(ヤマダ ヨシヒロ)

静岡県榛原町生まれ。一橋大学経済学部卒業後、NECにてシステム企画業務に携わるが、2003年4月に念願かなってフリーライターに転身。Microsoft MVP for Visual Studio and Development Technologies。執筆コミュニティ「WINGSプロジェクト」代表。主な著書に「独習シリーズ(Java・C#・Python・PHP・Ruby・JSP&サーブレットなど)」「速習シリーズ(ASP.NET Core・Vue.js・React・TypeScript・ECMAScript、Laravelなど)」「改訂3版JavaScript本格入門」「これからはじめるLaravel実践入門」「はじめてのAndroidアプリ開発 Kotlin編 」他、著書多数

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

WINGSプロジェクト 東 浩二(アズマ コウジ)

WINGSプロジェクトについて>有限会社 WINGSプロジェクトが運営する、テクニカル執筆コミュニティ(代表 山田祥寛)。主にWeb開発分野の書籍/記事執筆、翻訳、講演等を幅広く手がける。 2026年時点での登録メンバは約50名で、現在も執筆メンバを募集中。興味のある方は、どしどし応募頂きたい。著書記事多数。 RSS X: @WingsPro_info(公式)、@WingsPro_info/wings(メンバーリスト) Facebook

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