Web PI 3.0とWebMatrix
本稿では正式版のWeb PI 2.0を取り上げて説明してきましたが、本稿執筆時点では、Web PI 3.0ベータ版もリリースされています。
Web PI 3.0になってUIが一新され、どのアプリケーションが既にインストール済かが表示されるようになりました(図17)。さらにオプション設定により、インストールアプリケーションが使用するWebサーバの指定なども行えるようになりました。

特に大きな変更点としては、Web PI 3.0によって2010年7月にアナウンスされた、マイクロソフトによる新しいWebサイト開発環境である、WebMatrixがインストール可能になるという点が挙げられます。WebMatrixを使用すると、前述したWeb App GalleryからOSSアプリケーションをローカル環境にインストールし、自由にソースコードを修正したり機能拡張を行うことが可能になります。
図18は、WebMatrixからSugarCRMを選択してインストールし、構築を行った環境を表示したものです。このまま[Run]ボタンをクリックしてSugarCRMを実行することもできますし、ソースコードを読んだり修正したりすることも簡単に行えます。

WebMatrixの詳細については、拙著「WebMatrixで簡単にWebサイトを構築してみよう」を参照してください。
まとめ
本稿では、Web PIの概要やインストール方法について説明しました。そして、実際にWeb PIを使用してOSSアプリケーションをインストールしてみました。Web PIを使用すれば、今までになかったほど手軽にさまざなまOSSアプリケーションをインストールできます。ぜひ読者の皆さんもWeb PIを試してみてください。
