CodeZine主催「Androidセキュアコーディングセミナー~安全なアプリ開発のための基礎知識」が3月14日、株式会社翔泳社(新宿・四谷)にて開催される。現在、セミナー特設サイトにて参加申込を受け付けている。
講師は、年間1万件もの情報セキュリティインシデントを扱い、デブサミ2012においてもセキュアコーディングの重要性を語ったJPCERT/CCの方々。セミナーでは「セキュリティの概論解説」「セキュアコードの解読」「ハンズオン形式のコードレビュー」の3部構成を通して、Androidアプリに脆弱性をつくらないコーディングのコツを学ぶことができる。ビジネスとしてAndroidアプリ開発に関わっている開発者には、必見の内容だ。
参加者には、テキストおよびサンプルコード(USB)を配布。セミナー終了後には、約1時間の懇親会も予定している。参加費は35,000円(懇親会費を含む)、定員は25名(定員に達し次第受付終了)。セミナーで行われる内容(仮)は以下の通り。
Androidセキュアコーディングセミナー(※内容は変更の可能性あり)
Part 1 & Part 2 座学
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Android のセキュリティ、セキュアコーディング解説
- 脆弱性とは
- 脆弱性と脅威とリスク
- Androidのセキュリティ問題
- Androidを狙うマルウェア―2011の傾向、事例
- 2012年のスマフォ脅威
- マルウェアの特徴:PC と Android
- 攻撃者にとって、Androidの魅力とは?
- Android端末が抱える情報
- Androidが攻撃者/研究者に注目される理由
- Androidプラットフォームの特性
- Androidカーネルの静的解析
- 実際の攻撃
- Androidの脅威モデル
- 自分のアプリに脆弱性が見つかったら
- 同じ過ちが繰り返される理由
- Javaセキュアコーディングスタンダード
- まとめ:コントロールできる問題、できない問題
- 実例に沿ったセキュアコーディング解説
Part 3 ハンズオン
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実際にサンプルアプリケーションのコードを修正
- サンプルアプリケーションの仕様
- サンプルに含まれる脆弱性
- 解決方法
- 実際の事例紹介
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まとめ
申込締切は3月9日まで。詳細および申込はセミナー特設サイトを参照のこと。
【関連リンク】
・Androidセキュアコーディングセミナー~安全なアプリ開発のための基礎知識
・JPCERTコーディネーションセンター
・【デブサミ2012】17-D-5 レポート 脆弱性のないプログラミングで品質を高める――Android/Javaセキュアコーディング
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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