作ってみましょう
それでは、どのように作っていくのかを理解するために、簡単なインタラクティブコンテンツを作ってみましょう。
「ボタンを押したら、文字をアニメーションで表示する」という簡単なコンテンツです。せっかくなので「天気占い」を作ってみます(ただし、天気予報ではなくあくまで占いなので、適当な結果が表示されるだけです)。
エレメントを配置して画面を作る
まずは画面を作ります。ボタンとテキストを作り、背景には空の写真を配置します。
1)角丸長方形ツールで、角丸の長方形を配置します
角丸長方形ツールを選択し、ステージ上でドラッグします。
2)テキストツールでテキストを配置します
テキストツールを選択し、ステージ上でドラッグします。テキスト入力エリアが表示されるので「いい天気でしょう」と入力します。角丸長方形の上にも文字を表示させたいので、もう一つテキストを作ります。こちらは「明日の天気は?」と入力して、角丸長方形の上に重ねます(角丸長方形が小さいときは上下左右の点をドラッグして大きさを変更します)。
3)角丸長方形とテキストを、1つのシンボルにまとめます
角丸長方形の上にテキストを乗せているだけだと、バラバラなエレメントの状態のままなので、1つのシンボルにまとめます。2つを選択して、メニューから「修正>シンボルに変換」を選択します(または右クリックして「シンボルに変換」を選択します)。
4)シンボルに指カーソルを設定します
そのままだとシンボルの上にマウスカーソルが乗っても矢印のままなので、指カーソルに変わるように設定します。シンボルを選択して、プロパティの「カーソル」で「auto」ボタンを押し「指カーソル」を選択します。これで、このシンボルの上にマウスカーソルが乗ったとき指カーソルに変わるようになります。
5)画像を読み込みます
メニュー「ファイル>読み込み」で画像ファイル(PNG/GIF/JPG/SVG)を読み込みます(または画像ファイルをステージ上へドラッグ&ドロップします)。
6)重なり順を入れ替えます
そのままだと画像が一番上に読み込まれて下のエレメントが隠れてしまいます。エレメントパネルで画像をドラッグして一番下に移動させます(リストの上にあるものが上に、下にあるものが下に表示されます)。